明慧法会|集団の環境を大切にし 三つのことを行う(一)
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文/東北地方の大法弟子

 【明慧日本2015年2月14日】(次の文へ)

 慈悲で偉大なる師父こんにちは! 全世界の大法弟子の皆さんこんにちは!

 私はずっと調理師の業界で仕事をしています。1999年、中国共産党に迫害された後は路頭に迷い、何年もあちこち奔走し、住所不定で、経済的に火の車だったので、私はひたすら稼いで生活を改善しました。この地区に帰って来た後、私と妻は小さな店を開き、毎日24時間営業しました。あの頃、私は炒め物をする以外は寝ており、煉功学法の時間がほとんどなく、発正念もできず、真相も伝えず、その地区の同修とも接触しませんでした。全身の人心と執着により、私は法からますます遠くなりました。このように戦い続けて数年後、マイホームを手に入れ、車も買いましたが、私はすでに身心が疲れ、辛いと感じ、主に法から離れた苦痛で、7年間の自分の時間を泥棒に盗られたようなものでした。ですが、修煉の道へ歩いて戻りたい、集団環境へ歩いて戻りたいと私は心の奥底でずっと思っていました。慈悲深い師父は私のような意気地がない弟子を見捨てないでくださり、このような機会を私に与えてくださいました。

 一、師父がチャンスをくださったので、出て来て恐怖心を取り除いた

 2014年4月中旬のその日は、私の修煉にとってとても重要なターニングポイントでした。「学法グループに参加して集団学法しましょう」と、同修が私に話しました。私はそれ聞くとちょっと嬉しく、また怖かったのですが、喜ばしい事に、常人の中で私は6、7年放浪していたため、ずっと全体の環境から抜け出していたのに、ポッと集団学法の環境に戻る機会を得ることができ、本当に感激しました。これも私の心の奥底からの念願だったからです。しかし人心と心配が多かったので、同修に接触することは危険で出来ないと思い、迫害されることを恐れました。それというのも自分は以前、違法に指名手配されて、留置場に2度閉じ込められ、その上、自分は三つのことをやり通すことができていなかったので、当時のマイナス思考はとても重かったのです。ですが、「同修が私を見つけてくれたことは、何の理由もないということはないのではないか。これはきっと師父の苦心の安排で、帰って来るチャンスを私にくださったのだ」と、私は思いました。その時、「自分の人心とちょっと闘わなければならない」と思い、夜になって同修と一緒に学法グループに行きました。

 学法グループまで歩いて行ってから知ったのですが、このグループは創立して2カ月ちょっとで、時間はあまり長くありませんでした。学法を始めたばかりの時は、心がまだしっかりとしていなかったので、「こんなにたくさんの人が一緒に学法したら安全じゃないかもしれない」と思いました。外の車のドアが閉まる音を聞いたら、マイナス思考が思想を覆い、迫害に遭った場面を連想しました。後になって、学法していくにつれて、少しずつ心も穏やかになり、悪い思想が出てこなくなりました。

 この間に、私は恐怖心と人心を何度も取り除きました。学法グループで数週間頑張って集団学法した後、その土地の刑務所の至近距離まで行き発正念するよう同修がアドバイスし、「あなたは行きますか?」と、同修が尋ねました。「私も行きます」という言葉を言おうとすると、心の中ですぐに良くない考えが現れ、「もし警官が道でバリケードを築いて検問しているような事が起こったらどうするのか? もし身分証明書を尋ねられたら、私の身分が露呈してしまうのではありませんか。これはとても危険です」と、想像を始めました。私が考え事をしていると、「発正念にあなたは行きますか?」と、同修がまた尋ねました。その時は情けなくて、「行かない」と言うのは申し訳ないと感じ、私は思い切って「それなら私も」と、承諾しました。行った時、道では何の出来事がなく、さらに刑務所の至近距離で発正念すると、効果が良いと感じました。しかし帰りの路上で、私は試されました。その時、私は同修の車の助手席に座っており、別の同修は後ろの席に座っていて、さらにカーテンを閉めていたので、前方からは後ろの席の同修を見ることはできず、また、そう遠くない前方の道路でパトカーが停まっていて通る車をチェックしているような様子を私は見て、私の心臓はすぐに喉まで上がって来て、髪は逆毛立ち、とても緊張しました。運転している同修は心がなくなっているかのように、何も感じていないのを私はちょっと見て、「これじゃ捨て身になるしかない。何とか受け流そう」と、思いました。結果、車でパトカーの側まで来て見ると、それはパトカーではなく2台のダンプカーでした。ダンプカーはまとまって停まっており、運転手がおしゃべりしていました。「本当に自分で自分をおどかしていて、恐怖心が招き寄せました。「相は心から生じる」(『各地での説法十』「大紀元会議での説法」)と、私は思いました。今回の事があってから、私は恐怖心を取り除いていきました。

 (続く)

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/17/281632.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/16/143706.html)
 
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