【慶祝5.13】妻が大法を学び 家庭の温かさを感じた
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 登宇

 【明慧日本2015年5月27日】結婚してから、妻は私の性格を変えようとしていたため、しょっちゅう私をこっぴどく罵っていました。初めは彼女と張り合わず、逃げていれば、それで済みました。しかしお酒を飲むと、勇気が湧いてきて、そんな時に彼女とよく殴り合ってしまって、傷だらけになり、家庭のトラブルは深刻になりました。それから彼女はいろんな病気を患って、家の中は更に暗くなりました。しかし、彼女が法輪大法を学び始めてからは、彼女は寛容になっただけでなく、体もとても丈夫になりました。私はそんな彼女から大法の神威を感じました。

 暖かさが暗い日々を追い払った

 私は子供の頃から性格が悪く、癇癪持ちで、怒りだすと青天の霹靂のようでした。両親と兄弟たちはそんな私の性格を分かっているので、みんな何事も私に譲っていました。

 結婚してから私はとても家の面倒をよく見て、食べるものから使うものまできちんと按排し、ご飯を作るのも洗濯もやりました。外の事も家の事も上手にこなしていました。しかし私が怒ると、妻は許せなくなり、どうしても声が出なくなるまで私を罵るのでした。時々私が我慢できず物を投げつけると、妻は更に何でも手当たり次第に投げて来ました。最初の頃はそれでも理智的に「男は女とは張り合わない」と自分に言い聞かせ、その場から去り、それで済ましていました。

 世間で大いに飲み食いすることが流行っていた時、いつも誰かが奢ってくれ、私はよく外で食べて飲んでいました。お酒が入るとお酒の力で、私は家でくだを巻いて内心のうさを晴らしていました。しかし、妻は譲らず、時に殴ってきて、そして殴り合いになってしまいました。私の手は彼女の爪に引っかかれて傷が付き、腕は捻られ青くなり、あと髪の毛をむしり取られたりしました。また外でご飯を食べて、八時半までに帰らない時は、彼女は店まで私を探しに来て、みんなの前で私を罵り、恥をかかせ、甚だしい場合、私を拳で殴ったり脚で蹴ったりしました。私は同僚と友人たちの前で面子を潰されました。諺では「男はたとえ血が流れても、涙は流さない」と言いますが、彼女に怒られて、私の目から涙が水道水のように流れてきました。

 しかし妻は、いろんな病気にかかり始め、重いものでは大腸炎、骨髄炎などがありました。顔は黒くて、まるで火で焼いた鳥の皮のようであり、薬を一掴みぐらい飲んでも治らず、毎日体を縮め、しきりにうめき声を上げていました。その様子を見て、私の心は詰まって怒る回数が更に増えました。しかし、私が怒れば、彼女も狂ったように、命がけでやり返してきました。彼女のいけないところを指摘しただけでも、しきりに罵りました。家の中の雰囲気は暗く、光が見えませんでした。私は心の底から家庭の暖かさを望んでいて、彼女と私がそれぞれ自分の性格を変えれば、このトラブルに溢れ傷だらけの家庭を一変できるのではないかと思いました。しかし、ひとたび怒れば何もかも忘れてしまいました。

 1996年、妻が法輪大法を学び始めました。彼女は人柄が寛容で大らかに変わって、何をしても相手のことを考えるようになりました。そして私に対して何事も善意で包容できるようになりました。彼女が法輪功を学んでから、私たちは大喧嘩したことはありません。彼女はまた善意の言葉と奥深い道理で私を教え導きました。「あなた、心が落ち着くと養生できますよ。爆弾のように怒りだすと体を壊します」と。彼女は大法を学んで、師父が「家の中では、自分の旦那のことを考え、思いやって、いい人となるべきである」と教えて下さったと言いました。またこれからは自分を変えるとも言ったのです! 初めの頃は、妻の言うことをぜんぜん信じることができませんでした。「結婚してこんなに年月が経っているが、あいつがいつ私のことを考えたのか? 思いやったのか? あいつの、あの他人に何も言わせない性格を変えることができるなら、川や山だって移動できる!」と私は思いました。彼女はただ今までの方法を変えて、私を変えようとしているのだと思っていました。

 しかし思いもよらず、妻は言ったことを本当にやり遂げました! 一度、私が外で酔っ払って家に帰り、気持ちが悪くなり吐きました。汚れ物がベッドにも、床にも散らかってしまいましたが、彼女は意外に文句も言わずに片付け、タオルで顔を拭いてくれて、また水を持ってきて飲ませてくれました。私がくだを巻くと、彼女は「あなた、酔っ払うことは体に悪い事ですよ。そのうえくだを巻いたら、もっと体を壊すのではないですか? 早くベッドにあがって休んで下さいね」と言いました。私がベッドに上がると、彼女は布団をかけてくれました。

 またある日、私は酔っ払って、家に帰ってテレビのリモコンを見つけられず、誤ってテレビを落として壊してしまいました。妻は何も言わず、ニコニコして別の寝室に入りました。私が追いかけてドアを殴っても、彼女は何も言いませんでした。翌日、私は朝起きると、心配でどきどきし、あのテレビの値段はあまりに高かったから、妻が殴ってくるのではないかと怖れていました。そして彼女を見ると、私はネズミが猫を見かけたように、こそこそ壁に沿って歩いていきました。影からこっそりと彼女を見ると、意外にも彼女は何事もなかったように平然としていました。彼女は私の思いを分かってくれたようで、ニコニコして「昨夜、あなたがテレビを壊してしまったので、新しい物を早く買って来て下さいね。そうでないと夜あなたは何も見られないでしょう」と言いました。

 彼女の言動は大いに私を驚かせました。目の前の妻は、以前とは、まるで別人です! 私は彼女を見直しました。また彼女は性格が変わっただけではなく、外見も巨大な変化をとげました。縮んていた体がすらりとまっすぐになって、焼いた鳥皮のような顔も白い中に赤みがさすようになって、きつい顔つきが優しく柔和な顔つきになりました。妻の前で感じていた以前の恐ろしさと不安感がなくなって、私は心からかつてなかった落ち着きと幸福感を感じました。

 それからの生活の中で、妻は至るところで私を思いやってくれ、ご飯のおかずは私の好みを作ってくれ、妻に没収されていた私の給料の振込み銀行カードを返し、また家の貯金を全部私に渡し、保管を任せてくれました。私は家での地位を本当に回復し、確実に家庭の温かさを感じ、幸せな生活を送れるようになりました。

 彼女の影響で、私の性格も大分変わりました。暖かい春の光が、ようやく我が家の暗い日々を追い払いました。そこから私は彼女が法輪功を修煉するのを公に支持するようになりました。

粉砕骨折が自然に元に戻った

 妻は大法を学んでから全身の病気が全部なくなって、19年間1粒の薬も飲んでいません。もっと不思議なのは彼女の身体が鉄でできているかように丈夫になりました。

 2011年3月12日、彼女が自転車に乗って道路を渡っていた時、猛スピードで走ってきた車にぶつけられ、10数メートル飛ばされ、地面に落ちました。運転手はびっくりして顔色を失い、両足は震え、震えた手で妻を引き起こしました。妻は運転手に怖がらないようにと慰め、自分は法輪大法を修煉しているから、大丈夫だからと言って、運転手を行かせました。彼女が倒れた自転車を持ち上げようとすると、自転車の前輪はSの形に歪んでスポークもほとんど折れていました。彼女は自転車を2軒の修理店へ持っていきましたが、どちらの店の主人も修理できないと言いました。妻は左すねに茶碗大の黒紫色の瘤(彼女は痛くないと言う)が出た以外、何にもありませんでした。そして家で5日休んだだけで、それから何もなかったようでした。

 しかし2014年8月16日、妻が電動自転車に乗っていた時、道路でまた車にぶつけられ、今度は2メートルぐらいの高さまで飛ばされ、空中でひっくり返り、頭から道路に落ちました。運転手は彼女を引き起こして、車に座らせました。私が現場に着いた時、彼女の右の額には卵大の黒紫色の瘤が出て、他には傷がなかったものの、なぜか一歩も歩けませんでした。

 私たちが、彼女を病院に運んで検査してもらうと、彼女の右大腿骨は粉砕骨折していることが分かりました。医者は「骨折があまりひどいので、手術して治療しなければならない、粉砕した小骨を取り出さなければかなり危険です。しかも骨折したところが大腿骨頭に近いので、手術しないと大腿骨頭が壊死する可能性もあります。そうなったら、ずっと身体障害者となりますが、手術して小骨を取り出せば早く治ります」と言いました。そうして、この医者の診断で10日後に手術することに決めました。

 私たち家族はみんな同意しました。しかし看護婦が針と薬を妻の前に持っていった時、妻に断られました。私は、病院の、院長、専門家、医者、看護婦などの人たちに、医学の道理から妻に手術を受けるように勧めてもらいました。彼らは妻にこの手術を受けない事によってもたらされる厳重な結果を言い聞かせました。しかし彼らのそのような話にも妻は少しも動じることはありませんでした。

 妻に出来るだけ早く手術を受けてもらえるように、私はまたすべての親戚、友人を病院に呼んで、多い時には一日20人以上来ました。そして「手術を受けないとこれからの人生ベッドで過ごすことになり、子供と家族までも苦労をかけてしまう、そうしたら彼らは仕事に専念できなくなり、彼らの将来にも影響をもたらします!」と言っても、彼女は依然動揺することなく、かえって、親戚、友人たちは彼女に言い返され、何も言えなくなりました。

 80数歳になる私の母親がこの事を知って、私を慰め「焦らないで、私が勧めに行く、同意しなければ、私が彼女に土下座してやる」と言いました。しかし、母は病院から出てくるなり、ニコニコして、私に「どうしてあなたは彼女に手術させようとするの? 彼女は少しも痛くないって言ってるじゃないの。あなたは見てないの? 大法を学んで彼女は師父に守られている。だから早く家に帰らせてあげて頂戴。何日か休めば治ります!」と言いました。母は完全に妻の立場に立ちました。

 私はあらゆる手段をし尽くしました。しかし何にもできないまま時間だけが過ぎ去り、私は焦りましたが、そんな気持ちは口にだして言えるものではありません。結局最後に私自ら妻を説得することにしました。私は「お前が師父に守られている事は分かっている。前回師父はお前を守った。でも今回師父はお前を守っていないのではないか? そうでなければなぜ骨折したのか? もしお前が手術しないと、このままベッドの上で他人の世話になるのではないか? これからの人生、お前はこのようにベッドで寝たきりで家族に苦労をかけるのか? 私と子供の気持ちを考えたのか? お前は利己的すぎる!」と言いました。

 妻は「私がこうなったのは前世に人に借りを作ったからで、それを今生で返したのです。今回も師父が守って下さらなければ、私の命は無かったのではないでしょうか? また骨折で、ひどく痛みを感じたのではないでしょうか? 私の身体は鉄で作り上げられたと、医者が言ったのをあなたも聞いたのではないですか? 以前私が患った病気は現代の医学で根治する方法があったのでしょうか? やっぱり大法に徹底的に取り除いていただいたのではないですか? 大法の中で私は必ずいつものように立ち上がって、歩けます! 安心してください。私は誰にも迷惑をかけないと保証します!」と言いました。

 彼女の話を聞いて、大法を固く信じる心は誰も動揺させることができないと分かりました。私は心で彼女を守ってくださるよう、大法の師父にお願いするしかありませんでした。

 8月26日、検査して、27日整骨科の主任が来て、「粉砕した小骨が全部自然に元に戻って、とてもよく快復している、手術する必要がなくなりました! 完全に治ったら正常の人と同じように歩く事ができます」と言いました。その瞬間、私たち家族全員は、目の前に奇跡が現れたようで、嬉しくてたまりませんでした。その場にいた親戚や友人たちが賛嘆し思わず拍手しました。病院の2人の看護婦はこれをきっかけに妻と法輪功を学び始めました。家に帰って1カ月ぐらいで妻は立てるようになり、2カ月ぐらい経つとで物に掴まって歩けるようになりました。今は正常に戻りました。

 大法は我が家に温かみと幸せをもたらしてくださっただけではなく、2回も妻の命を助けてくださいました。大法は信じがたいぐらい不思議です! 目の前で発生したこの事実に私は完全に敬服せざるを得ません。これらの事がもし自ら見て、接触して、感じたのではなかったら、誰に言われても私は信じることができませんでした。これで私も分かりました。江沢民が引き起こしたこんな残酷で狂ったような迫害の中で、なぜまだ沢山の人が大法を修煉しつづけているかを。

 法輪大法は本当の佛法です! 人に無限の美しさと光をもたらして下さいます。縁のある人がみんな真相を理解するよう願います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/11/308526.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/17/150595.html)
 
関連文章