不当判決を受けた学習者 江沢民の刑事責任を追究
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 【明慧日本2015年6月10日】江西省南昌(なんしょう)市の法輪功学習者・陳宝芝さん(66歳男性)は法輪功を学んでおり、「真・善・忍」に従って自分を要求しているが、江沢民(前国家主席)が法輪功への弾圧を発動してから、前後3回にわたって連行され、濡れ衣を着せられ実刑判決を言い渡された。

 2001年10月、610弁公室のリーダーで政法委員(610弁公室を直轄する組織)の書記・羅干は自ら陳さんの裁判に介入した。そして、陳さんは懲役11年の実刑判決を言い渡され、江西省豫章刑務所に収容された。陳さんは南昌市第五建築設備会社の元職員で総務課課長であり、1996年に法輪功に出会って学び始め、法輪功の教えに従って自己を律し、健康を取り戻し、道徳が向上した。

 妻・張さんは1997年から法輪功を学び始めた。それまで張さんは子宮筋腫、座骨神経痛などの病気を患っていたが、法輪功を学び病気が完治した。

 しかし、1999年7.20、江沢民は法輪功迫害を開始した。陳さんは法輪功を学んでいるとの理由で残酷な迫害を加えられた。拷問を受けた陳さんは歯を4本落とされ、右耳の聴力を失い、右肋骨を骨折し、肝臓が負傷し、両腕を上げることができず、両手も握ることができなくなり、歩行困難になったという。信仰は最も基本的な人権であり、国際人権法の基本的な準則となっている。信仰の自由を迫害する行為は反人道的で国際法の準則に背いていることである。

 香港、マカオ、台湾および世界の国々の学習者と同様に、中国の法輪功学習者が法輪功を学ぶことは違法行為ではない。つまり、中国の学習者たちが法輪功のチラシを配布することは、法を犯しているとは言えないのである。

 罪を犯していないにもかかわらず、10数年来迫害を受けてきた陳さんと妻・張さん(62)は5月27日、江沢民を告訴し、江沢民に法的な制裁を加えることを要求したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/30/310191.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/7/150947.html)
 
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