退職した公安局の局長が三退した
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文/中国の大法弟子

 【明慧2015年7月29日】ある日、私は用事があって市役所へ行こうとバス停で待っていました。しかし、どのバスに乗ればよいか分からないので、横にいる男性に聞きました。男性は60歳前後で、「私も市役所へ行くので、ご一緒しましょう」と言ってくれました。 

 この時、そばにいた女性が、近づいてきて私たちに「市役所なら一駅しかないので、遠くありません。歩いて行けますよ」と市役所のビルを指さし、あそこだと親切に教えてくれました。その女性の指さした方向を見ると、近かったので、私と男性は一緒に歩いて行く事にしました。

  真相を伝えるため、私は男性に「おいくつですか?」と話しかけると、「退職して、70歳になります」と答えてくれました。「退職前、何の仕事に就いておられましたか?」と聞くと、男性は「公安局」と答え、私は「公安局の幹部をされていましたか?」と尋ねると、男性は笑って、「局長でした」と言いました。「じゃあ、あなたは多くの法輪功修煉者を捕まえましたね」と言うと、彼は「はい、そうです。大勢の法輪功修煉者を捕まえましたよ」と答えてくれ、私の顔をじっと見つめました。私は「法輪功を修煉する人たちはどんな人だと思いますか?」と尋ねると、彼は「素晴らしい人、良い人たちが多いと思いますよ」と答えました。

 私は彼の話を聞いて、この人は、済度し救える可能性が高いと感じました。また「法輪功をする人たちの印象はどうでしたか?」と聞くと、彼は「当初、法輪功を修煉する人は大勢いて、朝早くから静かに煉功をしていました。しかしその後、中国共産党の政治に利用され、法輪功は汚名を着せられました。その罠にはまって、大勢の法輪功修煉者が中南海を静かに、整然と取り囲みました。そのことで政治に参与し、関わりましたね」と言いました。話を聞いた私は、彼が誤解していると分かりました。一つ目は、法輪功が迫害されていることを知っていたが、誰が迫害を加えたか、その張本人を知らないということでした。これについて私は天津事件や天安門焼身自殺のこと、これらは全て江沢民が仕掛けた罠であることを詳しく話しました。

 彼は頷きながら、私の話を真剣に聞いてくれました。私は更に彼に「法輪功は真の佛法修煉であり、法輪功の李洪志先生は、まず自分の事より人の事を先に考えるように教え、『真・善・忍』の教えを導いてくださり、真実を話し、よい人になり、我慢強い人になるようにと教えてくださいました。修煉者の心性を高く要求し、成し遂げることができれば本物の修煉者になります。しかし、何といっても、江沢民らは法輪功を迫害するという大罪を犯し、罠を仕掛けて、迫害を始め、真相を知らない世間の人々を騙して、何も知らない民衆までも操り、迫害に加担させました。その大罪は許しがたいものです」と訴えました。

 二つ目は、法輪功の組織について、法輪功を修煉するかしないかは個人の自由で、組織などありません。政治にも参与しません。中南海に行くか行かないかは、自分の意思で決め、個人の自由です。江沢民は卑劣な手段を取り、中南海を囲むという罠を仕掛けました。江沢民への告訴は広く世界中に及び、今では30カ国を超えて、江沢民を告訴し、即刻、迫害を停止し、生体臓器狩りをやめるよう、強く求めています。最近では世間の人々も法輪功への迫害の真相が段々と分かってきて、ますます多くの人々が法輪功の修煉をし始めています」と言いました。

 退職した公安局の元局長は、頷き、時々微笑みながら私の話を、じっと聞いてくれました。私の仕事を聞かれたので「私は以前、教鞭を取っており、退職したばかりです」と答えると、彼は「学識のある人に見えましたよ」と言ってくれました。

 こう話しているうちに市役所に着きました。「全世界の中国人たちは、もうすでに三退していますよ。この話を聞いた事がありますか? 中国共産党には必ず報いがあります。三退すると天罰を免れ、身の安全を守れます」と伝え、今すぐ三退するよう勧めました。彼は「私は三退します! 教えてくれて、どうもありがとう!」と言って別れました。

 去って行く彼は、教えてくれてありがとう! と大きく大きく手を振ってくれました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/24/312989.html)
 
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