迫害され医師と家族 首謀者の江沢民を告訴
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 【明慧日本2015年8月1日】中国の寧夏回族自治区銀川市の医師・張暁春さんは7月1日、中国共産党の前総書記・江沢民への告訴状を最高検察院に郵送した。すでに最高検察院に届いたという。

 張さんは告訴状の中で「16年間にわたる法輪功迫害により、私の家族は精神的に巨大な圧力と苦痛を受けました。特に私の夫は長期にわたって『610弁公室』、国保大隊、公安から嫌がらせを受け、恐喝され、心理的な圧力はすでに極限に達しています。息子も嫌がらせや恐喝を受けたため、精神が朦朧とし、就職することもできなくなっています」と述べた。

 以下は、張さんが述べた迫害の主要な経歴である。

 私は昔ひどい頸椎の病気がありました。しかし1999年4月、法輪功を学んだ後、頸椎の病気はいつの間にか無くなりました。それからというもの、私は法輪功の「真、善、忍」の基準に従って、自分を修め、仕事をしていました。私は仕事を誠心誠意行ったため、小児科の副主任医師に昇進し、ドイツへ国際学術交流会に参加したこともあります。それから隆徳県政協の副主席、隆徳県病院の副院長を歴任しました。2006年7月、隆徳県病院から寧夏回族自治区人民病院に転職して、医療の品質管理に従事しました。

 しかし、江沢民は法輪功に対するジェノサイドを目的とした迫害を始め、私は次の迫害を受けました。

 2009年4月16日、私は広東省へ出張して銀川市に戻る時、銀川空港で国保大隊、公安に拘束され、家財を差し押さえられました。法輪功の書籍、プリンタ、音楽プレーヤーなどを没収され、不当に銀川留置場に27日まで拘禁されていました。

 2011年7月8日の昼頃、仕事を終えて帰る際、私の住む恵園団地で銀川市国保大隊に再度拘束され、不法に銀川留置場に拘禁されました。その後不法に懲役3年の刑罰を下されました。

 寧夏女子刑務所で、私は詐欺犯、麻薬密売犯に24時間、ずーと監視され、私を強制的に転向させるため、小さな腰掛けに長時間座らされる残酷な拷問を受けました。もっと酷いときには、深夜2時まで座わらされ続け、時には罰として軍人のように直立不動の姿勢で、午前8時から深夜12時まで、立たされ続け、同時に絶え間なく口汚く罵られ、恐喝されました。長時間にわたり精神的、肉体的に苦しめられて、私は全身がむくみ、心拍数は高まり、眠ることができず、激しく頭痛がし、手が震える症状が現れました。精神的に大きなダメージを受けたと感じ、本当に生きているよりも死んだ方が楽になると感じていました。半年が経つと、毎日10数時間も奴隷のような重労働に従事させられ、心身に極めて大きな傷害を受けました。

 また、不法に刑罰を下されたため、私は職場から除名され、仕事を失いました。

 江沢民による、私を含む全ての法輪功学習者に対する犯罪事実を鑑みて、私は刑法と刑事訴訟法の規定に基き、訴訟を起こします。被告人である江沢民に対して、法律に基いて処罰し、江沢民により国家、政府の名で行われた、法輪功に対する誹謗中傷する全ての言葉、規定、禁令、制限と影響を徹底的に一掃してなくし、不法に拘禁され、逮捕され、刑罰を下された全ての法輪功学習者を直ちに解放するよう要求します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/19/312649.html)
 
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