奇遇
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年8月9日】私は1998年から大法の修煉を始めた中学校教師です。修煉する前は多くの病に苦しめられ、長年薬から離れられませんでした。市内の各病院を回りましたが、治す術はなかなか見つかりませんでした。両手足に力が入らず、毎日歯を食いしばって2時間の授業をしなければなりませんでした。よく冗談で「あなたはまさに薬土瓶ですね」と言われました。

 修煉する前、1日は1年のように長く感じ、死ぬよりも苦しい日々でした。その後、ある友人の紹介で、法輪大法を修煉し始めました。数カ月の学法煉功を通じて、様々な病が消えたのです。何の病もなく、健康で軽い体を持てたという素晴らしさを感じることができ、感動で涙を流しました。言葉で表しようがないほど師父に感謝しています。

 修煉を始めてから、成功した喜びを感じることもあれば、苦難を乗り越えられずに失望を感じたこともありました。しかし、師父のご加護の下で、今日まで歩んで来られましたし、様々な奇跡も起きました。これから、私が出会った奇跡や奇遇の一つを同修たちと分かち合いたいと思います。

 私と清さん(匿名)は中学校のクラスメイトでした。仲がとてもよく、卒業してから今まで一度もあっていなかったため、会いたいと思いました。そして、自分が修煉してからの変化を彼女にも教えたいし、彼女にも良い未来を持ってほしいと思っていました。しかし、彼女がどこにいるのかはわかりませんでした。ある時、偶然にも同じクラスの玉さん(匿名)に出会い、一度清さんに会ったことがあると言われましたが、どこに住んでいるかまでは分かりませんでした。そして、私は玉さんと2012年の夏に、清さんを探すため、とある村へ行きました。

 私たちはすぐに清さんの住所を見つけ出すことができました。清さんに会うと、これまで、それぞれ経験してきた様々な出来事を話し合いました。卒業してからの清さんの日々は楽なものではありませんでした。夫が部隊から炭鉱労働者に転職したそうです。仕事で足をけがして、後遺症まで残してしまいましたが、会社からは未だに手当をもらっていないそうです。毎月の給料は1千元しかなく、家計も厳しい状態だと清さんは言っていました。許可なく家を取り壊されたときも、事前の知らせも、こちらも許可していないことで、賠償を請求しようと、息子夫婦が相手と話し合いましたが、逆に、15日間、刑務所に監禁されてしまったそうです。

 そして、この出来事が、彼女に大きな傷を作り、中国共産党に対して怒りと無力を感じました。結局、清さんの夫は寝たきりになってしまったそうです。私は彼女たちに大法の素晴らしさと、修煉した後に心身に起きた大きな変化、そして、共産党がなぜ法輪功を迫害するのかについて話しました。私の話を真剣に聞いた清さんたちは泣きだし、匿名で脱退しました。

 また、清さんたちに『轉法輪』と『洪吟』、そして、師父の説法ビデオを送りました。清さんと彼女の夫と話しているとき、清さんは壁に掛けてある写真のフレームの中からある写真を取り出しました。それを受け取ってみれば、なんと師父の写真(法を広める前の写真)でした。驚愕した私は慌ててその写真の訳を聞いたところ、「兵隊で働いたとき、この師父と4、5年共に働きました。毎日彼に会い、仲が良かったです。別れの際にお互いの写真を贈りました。彼はとてもいい人です」と、清さんの夫が教えてくれました。「あなたは私の師父と素晴らしい縁があるのですね。あなたには是非法を学び、『真善忍は素晴らしい、法輪大法は素晴らしい』と覚えてほしいです」と、2人に告げました。

 そして、清さんは「7.20」の時のテレビ局や新聞、ラジオによる全面的に法輪功を迫害するときの話を教えてくれました。テレビなどで師父の名前を聞いたときに清さんの夫は師父の写真をみて泣き出したそうです。「こんなにもいい人が、この広い中国に立場がないなどひどいことだ。中国はよい人を受け入れない国だ」と、清さんの夫は怒り出したそうです。幸運なことに、彼らは今、真相を理解し、師父の救いを得ることができました。

 2014年のある日、私は再び清さんの家に向かいましたが、状況が大きく変わりました。彼女はご主人と笑い合っていたのです。「夫は以前、毎年3、4回入院しなければならなかったのですが、今年は一度も入院せず、体も日に日によくなっていったのよ。たまにマンションの下で散歩したり、同年齢の人たちと話したりもしているの」と、清さんが教えてくれました。「とても病気にかかった人とは思えないほど良い顔色をしている」とも言われたそうです。今の清さんのご主人は日に日に元気になっていき、学法を通して心性も向上し、まさに生まれ変わりました。師父はご主人に二度目の生命を与え、家族全員が普く照らす佛光を受けて、師父のご恩に感謝し、大法の恩に感謝しています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/30/313049.html)
 
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