明慧法会|田舎町の幹部に真相を伝える環境作りを常に心がける(二)
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文/雲南省の大法弟子

 【明慧日本2015年8月17日】

 三退した、町の水道局の所長は、自分の実家がある町に転勤になるかもしれない、と私に言いました。彼は実家がある町に帰ってまずやる事は資金を集めて実家にある寺を修理し伝統を復興させることだ、とも言いました。過去に「破四旧」(旧思想、旧文化、旧風俗、旧習慣を弾圧する運動)に参加して寺院と先祖代々の墓を破壊した一族の人を集めて、「過去にみんなは毛沢東の政策に従い、ここでは何事も私たちが先に行った結果、現在の社会はこんなに乱れてしまい、それは毛沢東の政策と大いに関係があり、それでも因果応報を信じていません。過去にみなさんは徳を欠く事をし、その中の何人かは今でも良い暮らしをしており、みなさん、考えてみてください。ここでは何人かが大学を出ていませんが、それは徳を欠いた事と直接関係があり、祖先が業を作れば、子孫に災いを残します。私の家を例にとれば、私には腹違いの兄がおり、当時、兄は民兵隊長で、先頭に立って先祖の墓を掘り返し、破四旧をしました。それで上司に褒められ、その後墓の上に雷が落ちた時、『人民公社の財産は守らなければならない』と、兄は憑き物に憑かれたように言い、火事場に飛び込んでいき、誰にも引き止められず、すぐに焼け死んでしまいましたが、これは『現世で直ちに報いがあった』という事ではありませんか?中国共産党は間もなく終わりになるのでみなさん信じないでください。脱退すべきだと思う人はすぐに脱退してください。私は戻って寺を建て、みなさんのために精を出し、過去の自分の神仏に対する不敬への罪滅ぼしとして、徳を積み、子孫の代に再び苦しみをもたらす事のないようにしたいと思います」と、言いました。

 似たような例はまだたくさんありました。真相がわかり、密かに私を保護してくれた二期目の村の共産党書記は、副県級幹部に昇進しました。交番の所長と警官も昇進し、県側の話によれば、田舎町の交番で3人の正課長と2人の副課長が昇進したのは、とても珍しい事だそうです。

 この土地の中学の音楽教師に、私は3年連続で神韻DVDを渡し、「これは見た方が良いですよ、とても素晴らしいですから」と、毎年その音楽教師に言いました。その音楽教師は踊りを創作中に神韻の古典舞踊技術を学習し、それが授業の中でもとても良い効果を発揮し、今年、県の文化館の仕事に就きました。

 真相がわかったある村のリーダーの妻は、県内の某刑務所の公務員として合格し、村の中学から行政機関所在地に通勤しました。2人の真相がわかった村の役人は、他の地方の刑務所の公務員に合格しました。真相に関する基礎知識があるのですから、刑務所の公務員として合格した人たちは刑務所の中で難に遭っている大法学習者を正しく扱ってくれるだろうと信じました。

 妻の元職場の同僚の夫は40歳過ぎのトレーラーの運転手で、一家の中心となる人物でした。過去に私が妻の元職場の同僚の夫に真相を伝えた時、妻の元職場の同僚の夫は私の話を笑い話として聞き、「男がたばこを吸わないで、どうやって来世で頂に立てるのか」と、いつも私に言っていました。しかし、少し前、突然肺がんを患っている事が検査で分かり、肺がんは血管に転移しており、手術は不可能で、定期的に省の行政機関所在地で化学療法を受ける事になり、結論として「あと2カ月の命」と、医者は妻の元職場の同僚の夫に宣告しました。「もう医者もあなたを救えません、『轉法輪』を読みたいですか?」と、妻の元職場の同僚の夫を見舞いに行った時に私は言いました。「はい、読みたいです」と、妻の元職場の同僚の夫は言いました。私は貴重な書籍を妻の元職場の同僚の夫にあげ、妻の元職場の同僚の夫に短時間で読み終えてもらい、師父の説法の録音を妻の元職場の同僚の夫の携帯電話のSIMカードにコピーしました。過去には酒とたばこが手放せなかった彼ですが、今は酒も飲まず、煙草も吸わず、毎日師父の説法をまじめに聞いています。そして、これからは拡声器を一台買い、みんなに呼びかけて煉功したい、と彼は言いました。彼はまだ正式に修煉しておらず、ただ『轉法輪』を読み、説法を聞いただけなのにもかかわらず、この一念を持ち、体も良い方向に変わってきました。再びがんセンターへ行き再検査してみると、腫瘍は良性であることがわかり、福報を得たのでした。

 四、最後に向かえば向かうほど精進しなければならず、正しく歩まければならない

 最近、村で民兵の全体訓練があり、休憩の時、同僚たちは階段の上り下りを競って遊び、5階建てのオフィスビルの屋上まで行き、証明として窓に触れ、それから下りて来て練兵場の指定の位置まで戻り、誰の所要時間が最短かを見ました。私は参加したくありませんでしたが、私なら絶対できる、とある同僚は思ったので、私に参加するよう勧めました。確かに楽々と駆け下りて来て、私の所要時間はとても短かったのです。オフィスビルの入口の階段を下りていた時、歓喜心、闘争心、顕示心が出て来て、成果を見せたくなり、2段跳びで駆け下りました。結果、足の力が抜けて強く転げ落ち、そして、何とか起き上がり、ゴールにたどり着きました。このつまづきで、10数秒の時間を無駄にし、上位の成績を取りはしましたが、転んだ時に右ひざが青くなり、両肘の皮もむけてしましました。後になって思い返してみると、自分の気持ちの持ち方が正しくなかったために引き起こされたことであり、ゴールまで走り抜け、見せびらかしたかったのだと思います;もし自分の気持ちの持ち方を変える事ができれば、自分がこの競技に参加した目的は法を実証するためであり、どんな成績になるかは師父がお与えになるものであり、それなら結果は大きく異なったはずだと思いました。

 最後に近づけば近づくほど、旧勢力と各種の負の要素は私の一思一念と言行を見つめており、一つでも正しくない所があれば妨害をもたらし、さらには強く転ぶという結果をもたらしたのです。「初心を忘れずに修煉していけば、必ず正果を得ることができる」[3]と、師父は説かれました。自分が修煉を始めた時はどのようにして、どのように精進したかを思い出し、現在修煉がうまくできた部分はすでに切り離されているのですから、始めから怠けずにやる必要があり、道は最後になればなるほど狭くなるので、自分への要求は高くなり、精進しなければならず、正道を歩まなければならず、師父が要求なさっている事を円融し、それではじめて知らず知らずのうちにより多くの衆生を救う事に影響を及ぼす事ができるのです。

 どのようであっても、人々が救われることが最大の思いであり、今後の時間の中で形勢がどのように変化しても、私は法をよく学び、内に向けて探し、大志を懐きながら細かいことに配慮し、継続して3つの事を行い、おごらず焦らず、着実に歩んでゆき、自分の史前大願を実行いたします。

 ありがとうございます、師父!

 ありがとうございます、同修の皆さん!

 合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」

 [2] 李洪志師父の経文:『冷静さを保とう』

 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法」

 [4] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「聖者」

 (明慧ネット第10回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/22/282295.html)
 
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