明慧法会|師父のお話を聞き 真に修める弟子になる
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子(本人口述・同修整理)

明慧日本2015年8月17日】

慈悲で偉大な師父、こんにちは。

同修のみなさん、こんにちは。

 私は本を読んだことがなく、字の読み書きも知らない田舎の女性です。大法を修煉して15年経ちました。師父から授かったご恩に対する、語りつくせぬ感謝を同修の代筆で語りたいと思います。

師父のお話を聞き 一心に正法を修める

 98年6月2日は私が2回目の命を授かった日です。その日、私は弱った両脚を引きずりながら、ものを背負って市場へ行きました。息子がウサギを飼いたいと言っていたので、ウサギを買いに行きました。当時私は55歳でしたが、すでに全身は痩せて骨と皮になっていました。食べたくも寝たくもなく、腰は痛みのためまっすぐにすることができず、歩くときはずっと背を曲げていました。仕事をすることはなおさらできませんでした。それは私が28歳で子供を産んだときにかかってしまった不治の病気が原因でした。すでに20数年、治療を受けましたが、医者はこれ以上悪化しないようにするのが精いっぱいで、完治はできないと言いました。私は仕方なくその日暮らしをしていました。

 その日、私は街で煉功している法輪功修煉者に会いました。法輪功は病気治療ができると聞き、私はすぐ背負っていたものを下ろし、学びはじめました。その日から毎日そこに行って、煉功し学法しました。知らない字があると同修が読むのを聞いて、それについて読みました。私にはこれからは世話をしてくださる師父がいらっしゃる、師父のお話を聞き、師父のあとについて行き、一心に大法を学ぼうと思いました。

 私は飲み終えていなかった漢方薬を捨てました。修煉を始めて3日後、食事を摂りたくなり、足にも力がつきました。7日後、食事と睡眠は正常になり、全身に力がつき腰もまっすぐにすることができました。息子は私の顔に赤みと光が差してきて、別人のようになったことを喜んでいました。その夜、私は寝るため消灯しましたが、蚊よけネットがキラキラする光に照らされて透明になっていたことに気づきました。そのほか、煉功と発正念の時、ほかの空間のすばらしさと荘厳さが見え、自分の体はとても大きいと感じ、座高がとても高くなって、もうすぐ天に届きそうでした。法輪を抱くとき体が軽くなって地面を離れそうになりました。私はこの功法がこれほど素晴らしいので、ほかの人に伝えようと思いました。それからは毎回の大法を宣伝する活動に参加しました。

 私は自分が住んでいたところで法を広めました。以前は怯えて、話もうまくできない私でしたが、みなさんの前で「20数年間病気だらけだった私ですが、大法を20日修めたら、健康になりました」と言いました。私の変化を目にし、一部の人が大法の修煉をはじめました。それから私はどこに行っても、大法のすばらしさを伝えました。

 私は自宅でも大法の書籍が読めるようになったらどれほどすばらしいだろうと思い、師父に「師父、ぜひ私の智慧を開いてください。同修がいなければ、私は『轉法輪』を読めないのです」とお願いしました。それからまもなく、私は『轉法輪』を通読できようになりました。それから『明慧週刊』と真相小冊子も読めるようになりました。さらに都市の同修の辛抱強い助けのもと、パソコンを購入し、また同修からプリンターをいただき、明慧ネットを開く方法を学び(中国国内で明慧ネットは封鎖されている)印刷方法も学びました。字も知らなかった私が資料拠点を作りました。それから毎日明慧ネットに入り、師父の教えを読み、互いに学び互いに修める同修の交流文章を読みました。これらは私が法を正す進展に追い付くことに、非常に大きな促進作用を働きました。

 師父は「修煉はほかでもなく、人心を取り除くこと、人の執着をなくすことです」[1]とおっしゃいました。私が思うには、自分の思想業力より生まれる各種の心を修め、後天的な観念、常人の心を放下すべきです。常人のなかにいながら、常人に妨害されず、誘惑されないようにすべきです。それから子供たち(法輪功を修煉しない)に関与することをやめました。すべて自然にまかせ、世間話を少なくし、常人の仕事はやり終えたらやり終えたで再び考えないようにしました。頭のなかには法しかなく、法だけを入れました。いくら多くの仕事が私を待っていても(後になって夫が重傷を負ったため、畑仕事はすべて私1人でやりました)発正念の時間や、学法や煉功の時間になると直ちに手元の仕事をやめ、考えないようにしました。すぐ入定し、頭の中は空っぽになりました。その時、私は強大なエネルギーに包まれて、ほかの空間に導かれました。頭上には、きらきらと金色に光る功柱に絶えず色が変化する花がいつも回転していました。

 師父は私の天目を開いてくださり、私に『轉法輪』のなかで説かれたほかの空間の景色を体験させ、悟らせました。私はこれらに対して心を動ぜず、執着しませんでした。また同修にも話しませんでした。これらは師父が煉功の自信を強めるために見せてくださったことだとわかっていました。師父はまた常に夢のなかで私を悟らせていました。私の手に赤い糸を結び、引っ張って非常に高いところまで飛びました。はるかに遠い、もっとも高い山頂に着いたら、師父はやっと離れていきました。また、天上の飛行機が身辺に止まるとか、無人操縦の大船が彼岸に運んでくれるとかして、師父は私を押して、高次元へ修めさせておられると悟りました。師父は私に精進し、着実に修めれば円満成就できると悟らせてくださいました。私は円満成就に執着しません。しかし、私の修煉の目標は円満成就して、師父について帰ることです。

 家庭の魔難から抜け出し、良い修煉環境を切り開く

 私の夫は短気で、私が修煉する前は常に私を殴ったり罵ったりしていました。我慢できない時は夫と殴り合い罵り合いをしました。しかし、彼を変えることはできませんでした。修煉を始めてから、師父がおっしゃった「殴られても殴り返さず罵られてもやり返さない」ということは修煉者がまず達するべき状態だと悟りました。夫が私を殴ったり罵ったりした時、再び言い返さず殴り返さず、心が動ぜずに凌ぐことが習慣になりました。

 師父は、「本当の修煉者、真に正々堂々とした大法弟子になれたときになると、全てがきっと変わります」[3]とおっしゃいました。一度、夫が私を殴っていた時、孫が走ってきて両手で私の頭を守りながら、「おじいちゃん、もうおばあちゃんを殴ってはダメだよ」と言いました。それ以来夫が私を殴ったことはありません。

 しかし、常人である夫は「修煉者は心を修め欲を断つ」ということを理解できず、たくさんの難を設けました。また、常に口実を見つけて大法に不敬な話をしました。私はなす術もなくただ夫に向けて発正念を多くするだけでした。ある日の朝煉功をした時、夫が寝ることの邪魔をしてしまいました。夫は私の布団を外に投げ出しました。これを機会に夫と別々の部屋で寝るようになりました。毎日、夫に向けて発正念したからこそ、色魔が私に与えた難に勝つことができました。私は常に仕事を多く行い、しっかり夫の生活の面倒を見ました。機会があれば夫に法輪功の真相を伝え、1人が煉功すれば家族全員が恩恵を受けるということを伝えました。夫は変わり始めました。

 2008年5月12日の大地震の時、夫は他の地区で仕事をしていて土に埋もれてしまいましたが、奇跡的に救われました。しかし、重傷を負い、病院で2カ月の治療を受けました。私は夫につきっきりで看病し、心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように頼みました。その間、私は病院の庭や病室で煉功をし、学法をして、真相を伝え、三退を勧めました。夫は一切干渉しませんでした。これは今までにあり得ないことです。これは私の正念の場が作用を働いたためだと思います。彼の傷口は非常に早く治り、医者も驚いていました。他の軽傷の患者よりも早く退院できました。退院した時、夫の片手はまだ腫れたままでした。医者は帰宅してからゆっくり治るだろうと言いました。帰宅後、夫は腫れ止めの薬を買って来るようにと頼みました。私は「あなたは病院であんなに多くの薬を使っても腫れがひかなかったのに、まだ悟らないのですか。師父にお供えした、リンゴを食べればすぐに良くなりますよ」と言いました。夫は「そんな不思議なことはない」と言いました。しかし、リンゴを食べた翌日、夫の手は本当に腫れがひきました。慈悲なる師父が私を助けてくださり、夫に自ら大法の素晴らしさと超常さを体験させてくださったと分かりました。

 師父は夫を救ってくださり、私に良い修煉環境を切り開いてくださいました。それからは夫は大法に不敬な事を言うのをやめ、私が三つのことを行うことの邪魔をしなくなりました。

 大法のすばらしさを実証し 真相を伝え より多くの人を救う

 私が法輪功を修煉して半年後の1999年1月、夫について都市のある建築会社でアルバイトをしました。私は、アルバイトにきただけではなく、師父が私に大法を実証しにこさせたのだと思いました。私の仕事は会社の管理職の人たちに食事を作ることと、オフィスの掃除をすることでした。毎日10~20人以上が食事をしていました。また10室以上のオフィスの掃除と周りの掃除を含めると作業量は非常に多かったのです。しかし修煉者の基準にしたがって自分に要求しました。仕事は真面目に行い、会社をきれいにして食事はおいしく作るように心を尽くしました。

 食材を購入するとき、最初は社長の義母が一緒に行きました。しばらく経つと彼女は社長に私が大変誠実な人間であり、完全に信頼できると伝え、一緒に行くのをやめました。私はこの会社で5年余り働きました。その間会社のお金に一銭も手を付けませんでした。夫は理解できず、私を「ばかなおばあだ」と言いました。私は彼に会社の金銭を貪ると業力を得て、逆に会社に徳を与えることになると伝えました。

 1999年7月、共産党は法輪功に対する迫害をはじめました。会社の人はみんな私が法輪功を修煉していることを知っていました。私は会社の廊下や、会社の屋上で煉功して、社長や従業員に法輪功の真相を伝え、お守りを渡し、資料を配りました。また会社の周りに横断幕をかけていました。一度、私が横断幕をかけていたところ、パトカーのライトが後ろを照らしました。私は恐れる感覚がなく、かけおわったら前へ歩きました。パトカーは私の後ろについて、周りを回っていましたが、無事に会社に戻ってきました。私は真相資料を直接渡します。一度、ひとりの若者が電柱に貼られている告知を見ながら、私を告発すればお金をもらえると言いました。私は心を動じることなく彼に「あれは江沢民があなたに害を与えています。そのお金を得てはいけません。法輪大法は天からの法であり、だれが天より大きいのですか。あなたに資料を渡したのはあなたのためです。あなたが読んで内容を受け入れたら、私があなたの命を救ったことになります」と善を勧めました。彼は直ちに「さっきはジョークを言っただけだ」と言いました。

 その後、国保大隊と市政府の人が、私が公に煉功し横断幕をかけていることを知り、私を解雇するように何回か社長に圧力をかけました。社長は大学卒で、市政協委員会の委員です。彼は私が貸してあげた『轉法輪』を読んだことがあります。彼は私を解雇しなかったばかりか、陰で守ってくれました。また私の給料を上げてくれ、オフィスを用意して、私が煉功し学法できるようにテーブルまでおいてくれました。その後、市政府の共産党員は無理やり社長に私を解雇するように強いました。私が会社を離れる前、社長は「本当はあなたに行ってほしくない。会社はあなたのように素晴らしい人を雇ったことがありません。将来私も年を取ったら、法輪功をやります」と言いました。私は「私が会社にきて、これほど長い間、あなたは法輪功をやる人がどんな人か目にしました。法輪功をやっている人を雇えば、あなたに福をもたらします。この数年間はそうだったでしょう。商売は如何でしたか」と聞きました。彼は直ちに「この数年間商売は順調でした」と答えました。数年経った後も、社長はまた私に会いに来ました。

 故郷に戻ってから、私は人を救うことは地元からはじめるべきだと思い、まず地元の場を正して邪魔されないようにすべきだと思いました。私は地元の人に法輪功の真実を伝え「私がこの気功をやっていなければ、もうお墓に入って、お墓に生えている草がどのくらいの高さに伸びたかしれません。私は命を救ってくださった師父の恩を忘れてはいけないのです」と伝えました。また「大法が素晴らしい」と念じれば福を手に入れることができ、三退すれば平安になると伝えました。村には50数軒ありましたが、私は30軒以上の家族の人を三退させました。私は実家と夫の実家、息子の嫁の実家と、娘婿の実家の人たちも脱退させました。ただ実家の姉は脱退せずに亡くなりました。しかし彼女は死後夢のなかで私に「2番目の妹よ、私を助けて。あのなくなるべき党から脱退させておくれ」と頼みました。

 また3人の同修と一緒によその農村部に行って、法輪功迫害の資料を配り横断幕をかけ三退を勧めることを数年も続けています。合わせて2、3千人脱退させました。夫が入院している間は、病室を訪れた20数人を脱退させました。

 私の三退率は割と高かったために歓喜心が生じてきました。2011年12月、私はもうひとりの同修と一緒によそに行き、資料を配っていたところ、法輪功迫害の真相をしらない人に告発され拘留所に強制連行されました。そこで、私は警官と受刑者に真相を伝えました。私が母印を押すことを拒否したら、2人の男性の警官が無理やり手を押しました。私は「指押しができないように」と師父に加持を求め、手の甲を丸くしました。警官は私に指押させることができず「おかしいな、このおばあの手は硬いな」と言いました。見てみると、押されたのは指紋ではなく手のひらでした。警官は「はっきりみえない」といいましたが、うやむやのうちに終わってしまいました。

 拘留所で、麻薬取引をしていたひとりの女性受刑者が私に「8年の刑を言い渡される」と言いました。私は彼女に「あなたが法輪功の真相をはっきりと知り、大法がすばらしいと信じれば、私たちの師父はあなたの面倒をみます。あなたの刑期も短くなります」と言いました。彼女はその場で青年団を脱退しましたが、その後、3年の刑を言い渡されました。

 15日後、拘留所を離れる日、家族が迎えに来ました。私はすでに刑務所から出ていましたが、また戻って受刑者らに「あなたたちが大法は素晴らしいと信じれば、どこに行っても無事です。『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』と念じれば、福に恵まれます」と伝えました。

 法を正す進展はすでに最後に差し掛かっています。私はさらに心を込めて、多く学法し、修煉当初の状態を保ち、更に精進して三つのことをしっかり行い、師父の真に修める弟子になります。

 以上は私の現在の次元での悟りです。法に則ってないところがあれば、慈悲な叱正をお願いします。

 合掌。

[1]李洪志師父の経文:『精進要旨三』「すぐに目覚めよ」
[2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[3] 李洪志師父の経文:『各地での説法五』「二〇〇四年米国西部法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/21/281651.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/12/15/143622.html)
 
関連文章