色欲の心は、蛇を招いた
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年8月22日】先日、このような夢を見ました。1匹の蛇が私を追いかけて来て、しかも私の体に、巻き付こうとしました。私は一生懸命走って逃げても、逃げても、蛇はまるで目で見えているようにすぐに私を発見し、私の体に巻き付いてきます。私が目を閉じて、発正念をしてもあまり効果がなく、あの蛇が私の体の表面で泳いでいる感覚を、とてもはっきりと感じました。私は目を開ける勇気すらなく、そこで目が覚めました。

 起きてから、その夢は私に何を啓示しているのかを考えました。一体、どんな執着心が、この蛇の姿なのでしょうか? 「蛇」は、中国語での発音は「she」で、「色」の発音――「se」と似ているのではありませんか。そうです、その夢は、私に「色欲の心」があると啓示しています。

 最近、夢の中でよく色欲の心に対する試練に出遭いました。毎回、ちゃんと心性を守ることが出来なくて、色欲の心に負けました。しかし私はあまり気にしていませんでした。夢はちょうど、修煉者の最近の修煉状態の真実な描写となります。振り返ってみると、最近、私の色欲の心がとても強くなっています。それで、多くの妨害に遭ったのですが、私はそれを自覚せずに、かえって自惚(うぬぼ)れていました。発正念をして色欲の心を排除するどころか、かえって執着に沿っていろいろ妄想をしていました。あの嫌な夢を見て、やっと目が覚めました。自分が自惚れていて、求めていたものの正体は「蛇」です。修煉者は皆、この蛇のように怖い執着心を避けようとし、排除します。

 修煉はとても厳粛なことで、いい加減にしてはいけません。「3つのこと」を続けているので、大丈夫だろうと思って修煉を緩めてはいけません。私と同じように、自分の執着に陥っているのに、気にしていない同修に向けて、私は言いたいのです。人間が良いと思うものは、神様から見て不潔なものであり、修煉者が取り除かなければならないものであり、いい加減にしてはなりません。修煉は非常に厳粛なことだからです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/8/30/184977.html)
 
関連文章