共同で責任をとる
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 文/中国の大法弟子

明慧日本2015年8月28日】先月28日、中国の黒竜江省賓県の10数名の法輪功修煉者たちが警官に連行され、不当に15日間監禁されました。

 このことについて、地区の同修たちは集まって交流を行いました。まず、一つ目は江沢民を告訴する事は間違っておらず、法の中にも説かれており、私たちは告訴する権利がある。二つ目は、同修たちが連行されたのは、私たちに問題点があり、法に照らして内に向けて探し、法に符合しないところを正し、基点を正しくする。三つ目は、邪悪を恐れず、集団学法を回復し、法に基づき交流し全体を高めることが大切である。四つ目は、随時に邪悪を暴露し、連行された同修の家族に協力し、釈放するように真相を伝え、必要な時に正義感のある弁護士にお願いする。

 振り返ってみると、先月27日の夜賓県の多くの大法弟子たちのところへ、「28日朝2時から4時まで広い範囲で連行を行う」という知らせが来ました。その時、家にある大法の書籍や真相資料などを片づけて、暫く非難したほうがいいと言う同修がいました。また、この数日は外へ真相を伝えに行かないで、家で法を勉強し正念を発しましょうと言う人も。邪悪の按配を認めず、正念を持ってそれを解体すべきと言う同修もいました。ある人は、告訴状を書いた時からすでに恐れる心を無くしていました。警官が来れば真相を伝えて彼らを救い済度する、などいろんな考えが出てきました。

 迫害を受けた後、再び同修たちの様子を見てみると、ある地区の同修は自分が把握している状況を暴露しようとしても、書類を書く同修が見つかりません。ある同修はわざと遠く離れた所の同修を尋ね、その同修の家族に世話になり数カ月も帰ってこないと言っていましたが、実はすぐ近くにいました。同修たちは皆バラバラで纏まらなくなりました。町の同修たちの状況も同じで、集団学法が出来ない状態で、一部の同修はこの機会に親戚の家に行きました。自分は避難しにいくかどうかを同修と相談する人もいました。集団学法に参加しなくなり、電話に出ない人もいました。もし連行する前のそれらの考えと連行された後の現れが、全体の表れであれば、それは連行されたことが原因ではないでしょうか?

 実は連行される前の考えであろうが、連行された後の現れであろうが、どちらも恐れる心の現れです。大法弟子は16年間のあいだ不当の迫害を受けて、この迫害を引き起こした江沢民を告訴すべきではないでしょうか?恐れるのは私たちではなく、迫害を加えた彼らです。私たちはただ正々堂々と法律が国民に与えた権利を実行するだけなので、何を恐れるのでしょうか?

 連行される最中にこういうことがありました。警官が同修を連行するため同修の家に行き、玄関から靴のまま中に入ろうとすると、修煉していない娘婿が、「スリッパに履き替えてくれ!」と厳しく言いました。警官がスリッパに履き替えている間に、同修は真相資料などを片づけることが出来ました。娘婿がカメラを用意しました。警官が部屋に入って、家宅捜索の一部始終をカメラに納めました。この行動を見て、警官らは乱暴にできなくなり、最後に警官は丁寧に同修に「私たちと一度警察署へ来てください。すぐ帰って来られます」と言って、同修は彼らに付いて行き、警察署に向かう途中で彼らに真相を伝えました。警官らは「私たちの事を明慧ネットにアップしないようにお願いします」と同修に頼みました。常人の娘婿のおかげで、この学習者はすぐ家に帰えることができました。常人でさえここまでできるのに、法を正す時期の大法弟子の私たちは、なぜ常人にも及ばないでしょうか?

 修煉の角度から見れば、江沢民を告訴する事において、師父はすでに道を開いてくださり、私たちがやるべきことは、正念を持って行うことです。恐れる心は、師父を信じていない、法を信じていないことではないでしょうか?

 表面上から見ると江沢民を告訴することで迫害を招いたかのように見えますが、自分が告訴状を書いた時の基点は、何だったのかを見なければなりません。自分の怒りを排斥し、江沢民を罰し、或いは自分の何かの目的のためであれば、それは師父の要求から逸脱することになります。江沢民を告訴する事は目的ではなく、この迫害を停止させ、更なる多くの衆生を救い済度するためです。私たちは衆生を救い済度するために告訴状を書いているのでしょうか?そうでなければ、内に向けて探し続けるべきで、そうすれば根本の原因が見つかるはずです。

 集団学法は師父が按配してくださった修煉形式であり、私たちは守らなければなりません。連行されていない同修たちは、一緒に学法し交流を行い、認識が高まりました。特に最近の数日間の同修たちは、とても大きく変わりました。初めの不安な状態から正々堂々とし、交流の重要性を感じました。法理に基づき認識が深まれば、発正念を加え、邪悪は自然と消滅します。邪悪は私たちに全体を形成させないようにしています。私たちは旧勢力が按排したこの迫害を口頭ではなく、行動で否定すべきです。ここでまだ集団学法に参加していない同修、また外へ避難した同修、いまだに出てこれない同修たちに、早く集団学法に参加するよう願っています。現地の同修と全体を形成することによって、共に衆生を救い済度する責任を担っていき、歴史の使命を果たしましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/8/313784.html)
 
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