マイナス的な噂にどう対処するかは試練である
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2015年10月12日】私はマイナスの面を引き起こす噂を聞かされた時、自分の法への理解と心性への試練だと思っています。このような時でも私たちは法に基づいて考えるべきです。決して自ら噂を広めたり、そのような噂に動じてはなりません。

 昨日、1人の同修が我が家に来て「江沢民告訴を取りやめるかもしれない」と言いました。「なぜか?」と聞くと「北京で告訴した同修の一部が連行され、他の地域から北京へ送った告訴状も各地に返されている」などと言いました。

 江沢民を告訴することは、師父は説法の中で肯定されたことです。それなのに、マイナス的な噂を広げることは、旧勢力に自分の執着に乗じられているのではありませんか? 噂を聞かされた同修も、聞いた噂を広げて、同修たちの動揺を誘ってはいけません。実際に、告訴状を書き終わった一部の同修は、つまりこれらの噂を聞いて恐れる心が生じ、郵送しなくなったのです。

 まだ書き終わっていない同修も、これらの噂を聞き、書くのを止めて様子を見ています。

 一方、聞かされるのも偶然なことではありません。10数年も修煉してきて、一部の同修はいまだに是非を判断する能力がないからです。江沢民を告訴するこんな大きな出来事に対して、師父はすでに按配されています。私たちはただ要求通りに、天象の変化に従って行えばいいのです。「もし天象変化の下でその通りに動く人がいなければ、常人社会にある種の状態がもたらされることがないのですから、天象の変化とはいえなくなります」[1]

 行う過程で、取り除いていない人心が現れてくるのは正常です。ただし、旧勢力が喜ぶようなマイナスの作用を働いてはいけません。人心があっても大丈夫ですが、肝心なのは、最終的にどうように行うのか? どのような心理状態で行うかによります。

 例え一部の同修が連行されたとしても、この問題は人心によってもたらされたものなので、内に向けて探し、それぞれの依頼心や歓喜心、顕示心、恐れる心、任務を完成させたがる心などを取り除けばいいのです。実際に連行された後、自分の正念を固め、当日中に無事に帰ってきた人もいたのではないでしょうか? 告訴する過程は修煉の過程でもありますから。問題が現れたのは、即ち自分を高めなければならない時が来たということです。決して他人の言動についてしまったり、人心で問題を見たり、判断したりしてはいけません。

 マイナス作用の噂を聞かされた時、そんな噂を広げないよう私たちは口を修めるべきです。そうでなければ、時にごく普通のことでも、噂が広がっていくうちに、話に尾ひれをつけられ、どんどん変わってしまうからです。私たちは法理に照らしあわせて、しっかりと自分を制御しなければなりません。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/21/312786.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/8/6/151915.html)
 
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