陰で同修の悪口を言わないようにしよう
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 陸羽

 【明慧日本2014年6月11日】私は大法を修煉して、十数年になりますが、依然として悪い癖があります。それは、常に陰で同修の悪口を言うことです。例えば、ある同修には「顕示心」があり、もう1人は「嫉妬心」「闘争心」があり、また他の同修は「恐怖心」があるとか、興奮しながら、自慢げに話しています。落ち着いた後「陰で同修の悪口を言ってはいけない」と反省し、後悔しています。しかし、何かがあると、自分の口を抑えることができません。言わないと、とてもいらいらします。言ってしまえば、悔しくてたまらない状態です。このようなことが繰り返し続きました。

 最近、私は「どうして、自分の口をコントロールできないのか? なぜ、無責任なことを口にするのか?」と思いました。内に向かって探してみると、たくさんの汚い執着心を取り除いていないと分かりました。例えば「嫉妬心」「顕示心」「好奇心」「色欲心」「闘争心」などがあります。

 例を挙げましょう。甲さんは、同修の中で高い威信を得ていて、皆、甲さんのことを褒めています。ですが、褒める一方で私の心の中はどうしても切なくなります。「嫉妬心」も生じます。すると、他の人が甲さんの悪口を言ったとき、私は心地よく感じます。ついでに、他の人の言うことをそのまま自分が認識したようにして喋っています。それだけではなく、機会があれば、その人と仲の良い同修の話題になります。また、乙さんは人の話を聞く耳を持ってません。人に言われたら、すぐに爆発します。私は乙さんのことをあれこれ取りざたしました。陰で、彼女の悟性が低いとか、内に向けて探さないとか、直接口にはしないのですが、実は自分はしっかり修めているとか、内に向かって探すことができると自分を持ち上げています。同修を貶しています。丙さんはいつも「病業」の難関をうまく乗り越えることができると自称しています。その後、丙さんが病院へ行っているとの情報を得ると、私は好奇心を抱いて、他の同修とひそひそ話をしていました。丙さんの前では何も言わずに和やかさを保っています。私は「恐怖心」があると戊さんに指摘されたことがあります。その後、戊さんが逮捕されたことを聞いて、私と同修は、戊さんのどこに漏れがあるとかを晒しました。そうして以前に指摘された不満を吐き出しました。その後、どうやって戊さんを救助するかを計画しましたが、このような心性で同修を救助することができるのか、結果は想像できます。もちろん、効果を果たしていません。このようなことがたくさんありますので、私はここで一つ一つ列挙しません。

 私は気づきました。陰で同修を非難する人は私だけではありません。地元の同修の間にもたくさんいます。時には、数人の同修は一緒に交流しながら、他人の問題ばかり喋っています。冷静に考えてみれば、陰で同修の悪口を言うことは、百害あって一利なしです。しかも、同修の間に無形の隔たりを形成します(同修を非難する中で、数年間、会っていない同修の間でも、観念、隔たりを形成しました)。これは地元の同修が不破な全体になれない原因の一つだと思います。ですから、邪悪は隙に乗じて同修を迫害します。この2年間、数十人の同修が相次いで警官に連行され、不法判決を下されました。同修の協力で救出された同修は非常に少ないのです。

 陰で同修の短所を晒すのは、自分が向上することができないだけではなく、厳しく言いますと、邪悪の手伝いをすることになります。私達は口々に旧勢力の按排を承認しないと言ったにもかかわらず、実際のところは、同修の執着を狙っていたり、立腹したり、説得し続けたりするときに、すでに邪悪のために迫害の口実を捜しています。それは、旧勢力が按排した道で、私達は知らずに歩んでいるのです。

 問題の重大さを認識した後、深く恥じて咎めるあまり、私は心性を修める面に力を注ぎました。見聞きした全てを自分の鏡にしました。自分が正しいか悪いかにかかわらず、例外なく内に向かって探します。頭の中に正しくない念があったとしても、一瞬で捕まえます。どんな執着心が現れても正念で解体します。

 現在、私は同修の良いところ、長所ばかりをみています。あのような「自分がなかなかよい」と思い込む心、嫉妬心、闘争心、色欲心などは、だんだん薄まっています(まだ根絶することはできていません)。私はしばらくの間、徹底的に「口を修めない」ことを取り除くと決心しました。できるだけ早く、成熟した大法弟子になり、たくさんの人を救い済度します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/4/207635.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/12/110744.html)
 
関連文章