肢体切断の年配の女性身体障害者が不当な開廷に直面
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 【明慧日本2015年10月15日】

 2013年4月25日、遼寧省本渓の610弁公室と政法委員会は、多くの法輪功学習者を逮捕しました。12人の学習者が本渓市留置場に拘禁され、すでに1年6カ月たちました。2014年8月から9月の間、当案件の数人の裁判が開廷されました。最後の1人の王秀蓮さんについては10月24日に開廷を予定しています。弁護士は陳建剛さんです。

 王さんは労災で左足を切断した女性の身体障害者です。左足を切断したとき、大きな衝撃を受けました。激しい苦痛と深刻な鬱状態のため自殺を図りました。そんな時に偶然「法輪大法」に出会い修煉を始めました。「法輪大法」の博大な法理が彼女を心の谷底から救いました。それから気持ちが変わって明るくなりました。彼女の家族と友人はその証人です。

 2013年4月25日、王さんが妹の家を訪ねた時、警察に不当に連行され、本渓市拘置所に拘禁されました。拘置所での1年半の間、年配の身体障害者であるにもかかわらず、毎日10時間の強制労働を強要されました。ある日王さんは強制労働に抗議して労働を拒否しました。警察は王さんの両手を体の背後にまわして手錠をかけて3時間放置しました。2014年6月3日に開廷した法廷で、家族は王さんの顔色が異常なほ青白くて髪の毛が真っ白になっているのを目にして、涙が止まりませんでした。

 弁護士の陳建剛さんは「王秀蓮さんに対する告発は全く証拠もなく、告発されたような事実はありません。自分の妹の家を訪ねることは法律に違反することではありません。特に王さんはまもなく60歳で、おまけに身体障害者で、社会の保護を受けるべきです。なぜ彼女の信仰は拘禁されなければならないのですか。明山区裁判所は良心的に法律を尊重する判断をしてほしい」とコメントをしました。

 この案件で1年半の間に12人の法輪功学習者の全員が激痩せしました。孫玉霞さんは何度も気絶させられ、50キロあった体重は今はわずか38キロです。于立新さんは腰の手術を施され、まだ回復せず、ひどい痛みです。高崇さんは殴られて脳出血を発症し半身不随になりました。李純正さんは迫害されて死亡しました。

 本渓市留置場の残酷な刑罰はだれでも知っています。拘留された者は有毒な素材で工芸品作りを強要されています。1日の労働時間は10時間です。目まいや吐き気、半身麻痺などを感じる人がたくさんいます。生産目標に達しなかったら、警察は殴ります。すべての工芸品は市場に販売して、大きな利益を得ています。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/22/299307.html)
 
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