【明慧日本2015年11月6日】私と2人の姉は1997年に、相次いで法輪大法の修煉を始めました。迫害が始まって以来、私たち3人姉妹は、相次いで逮捕され、強制労働教養所に入れられました。出所後、2人の姉は、中国共産党の虚言に騙されて修煉を止めただけでなく、私にも修煉を止めさせるように、いろいろ強制的な手段を取りました。80歳の母も中国共産党の迫害を恐れて、私の修煉を極力阻止しようとします。家庭、親戚、知人からの反対に囲まれて、私は困惑しました。「善」をやり遂げれば、家族はきっと大法に対する誤解を解くだろうと思い、無制限に家族の要求を満たすことこそ「善」だと解釈しました。このように、私は一歩一歩、旧勢力が按排した妨害の罠に陥っていきました。
まず母親からの妨害です。私は若い頃に夫を亡くして、娘を連れてずっと母と同居しています。80歳も超えた母は視力が悪く耳も遠くて、体が弱くて、トイレに行く時も付き添いがいないと駄目です。しかし同修が来たら、どんなに小さな声で会話しても母には聞こえ、私を罵倒します。私は座って発正念をすると、母は敏捷な動きで、さっとベッドから降りて前に来て、罵声を浴びせます。どんなに真相を伝えても母は一向に変わらないため、仕方なく私はあまり同修たちと接触しないようにしています。
それから生活のためにアルバイトを始めました。昼間、母一人を家に置いては心配なため、私と母、娘は下の姉の家の隣に引っ越しました。それで、下の姉からの妨害が始まりました。もともと私たちと下の姉はそれぞれの生活がありますが、しかし彼女はもっぱら早朝に私の煉功する時間帯に、母に朝食を持ってきます。遅くなると母はお腹を空かして可哀そうという理由です。夜、仕事から帰って来た私が学法を始めると、姉は家に入って「電気を無駄に使わないで」と言って電気を消します。ふだん、睨んだり、罵ったり、言いがかりをつけるのは日常茶飯事で、ひどい時は「警察に通報するよ」と脅かします。甚だしきに至っては、留守の間に、姉の娘婿はなんと、私の家財道具を全部売却して、娘の大学の教科書とノートまでも売却しました。その時の私は『轉法輪』の書籍1冊と修煉の信念以外、一文の財産も持っていません。一方、あの娘婿は1カ月後に、突然の心臓発作で急死しました。
修煉を止めた後、下の姉は多くの病気にかかり、心臓病、肺拡張不全、胃病、緑内障、腰痛などのために何度も入院しました。度々の入院で姉の面倒を主に見るのは私なのですが、ベッドで姉の大小便の世話をする時でも、姉は罵声を浴びせます。「実の娘でさえ、世話をしないのに、お姉さん、どうしてこんなに罵るの?」とため息をついて聞きました。
初期の頃、家族からの妨害とプレッシャーは自分の闘争心、恨む心を除去させるための試練だと思って、ひたすら我慢をしました。自分の「善」は、きっと家族を感化させることができると思いましたが、しかし我慢すればするほど妨害は、どんどんエスカレートします。ある日、家事を終えた私は学法をしようとすると、姉はアルミ製の鍋を持ってきて、テーブルに置いて「あなた、今すぐ拭きなさい」と命令しました。すぐさま拭き始めた私を見て、姉は意地悪そうに冷笑をうかべました。母も時々廊下で大声で「法輪功をやる者が家にいるのよ、捕まえてくれ」と叫び、まるで魔にコントロールされているようです。それでも、修煉を絶対に止めない固い信念を抱いた私は、こんな状況を変えないといけないと考え始めました。
それから、密かに学法することを止めて、正々堂々と姉の目の前で学法をするようにしました。姉はすごく怒って、罵声を浴びせました。さらに姉より大きな声で『轉法輪』を読み上げると、玄関のドアを開けて、廊下に行って大声で「我が家に法輪功する者がいる、捕まえてくれ」と叫びます。私がベッドに飛び上がって、引き続き『轉法輪』を読み上げると、最後に姉は静かに自分の家に帰りました。そのようにして、公然と学法できる環境を得ました。正直にいうと、ベッドに飛び上がった瞬間、自分はとても高く大きくなって、何も恐れるものがないと感じました。
師父は『精進要旨・忍の限界』に「忍とは意気地がないことではなく、ましてや理不尽な待遇を耐え忍ぶことでもありません。大法弟子の忍とは高尚なもので、偉大で堅固にして破壊しえない金剛不動の生命の現れであり、真理を堅持するための寛容であって、まだ人間性があり、まだ正念のある生命に対する慈悲であり、救いです」、そして「真・善・忍は法なのです! これは宇宙の大法の異なる次元における体現であって、人が認識しているような人間の何かのイデオロギーでも、常人が生活する上での準則でもありません」と説かれました。
振り返ってみると、過去、私はずっと「良い人」=「苛(いじ)めやすい人」と理解していました。それで、旧勢力に妨害の口実を与え、隙に乗じられました。根本的な原因は「恐れる心」です。家族に理解されないことと、もう一度迫害に遭わされることを恐れるので、公に学法する勇気、同修たちと接触する勇気がなくて、真相を伝えることをほとんどしないで、旧勢力の按排を認めてしまい、多くの妨害をされました。
修煉の環境を打開してから、徐々に真相を伝えて、姉の態度は少しづつ良くなりました。2005年、姉は学法をし始めて、中国共産党組織からも脱退しました。しかし、姉本人はまだ法理を、はっきり理解できていなくて、修煉の信念も固くないから、かつての「転向」された人たちの話を信じて、もう一回修煉を止めました。その事を通じて、自分の不足にも気付きました。つまり、私は自分のために学法と煉功の環境を打開しましたが、周囲の同修と一つの全体になっておらず、正念もまだまだ弱いのです。
自分の不足を探し出してから、今では近くのグループ学法に参加して、「三つのこと」をバランスよく行って、法を正す形勢にしっかりついていくようになりました。家では母に親孝行をして、姉に優しく接しています。2009年頃、姉はもう一回修煉に戻ろうとしましたが、残念なことに、しばらくして前回と同じようにまた止めてしまい、しかも法輪大法を中傷しました。
もちろんそこに姉自身の問題がありますが、一人の修煉者として私も内に向けて探さなければいけないと思います。姉に対する情と心配、姉の思想を変えようとすること、そして修煉を再開さえすれば、何でも協力して、何でも姉の言いなりになるという考え方も間違っています。そのような考え方は大法の地位を低くしたのです。大法は何よりも高尚なもので、誰かにお願いしてまで修煉を勧める必要はありません。衆生は大法に対して謙虚さと、且つ尊敬する態度を取るべきです。
その時の姉は多くの病気に付き纏(まと)われて、数万元(数十万円相当)の健康食品を食べても何の効果もありません。苦難に満ちたその時に、姉の娘・芳ちゃんと夫を亡くしてから再婚し、妊娠しました。41歳の高齢妊婦として、生まれる子に難産の兆しが現れ、病院側は母子ともに命が危険だと診断しました。赤ちゃんには舅と姑がいなくて、姉は体が弱くて自分自身の面倒を見るのが精一杯で、病院に行って赤ちゃんの世話をする力がありません。おばである私は進んで病院に行って赤ちゃんに付き添って、オムツの取り換えをして、以前、赤ちゃんの亡くなった元夫が、私の家財道具を勝手に売却したことを恨みに思っていません。大法弟子の言動そのものは真相であり、姉とすべての人を感動させました。同時に、私は厳粛に姉に「母子は危険な状態にあるので、本当に命を助けられるのは大法しかありません。こんな瀬戸際に、お姉さん、自分の考え方を改め、大法を修煉するよい機会ですよ」とはっきり伝えました。姉は慎重に熟考した後、交通量がとても多い大通りに跪いて、「師父よ、私は間違っていました。私は新たに修煉を始めます。師父よ、我が娘をどうか救ってください」と両手で合掌して師父にお願いしました。
姉41歳が生んだ赤ちゃんは、早産、難産という危険な状態でしたが、師父は、体重1.4キロの健康で元気な赤ちゃんを、授けてくださいました。師父が、自分と娘・二人目の芳ちゃんの命を救ったことに、姉はとても感謝し、2010年10月、3回目大法に戻ってきました。姉は今回こそ、最後まで修煉していく意志を固めたようです。10数年の風雨の中で徘徊していた姉は、今度こそ本当に理性をもって、大法とは何であるか、修煉とは何であるかを理解してくれました。今現在、姉は「転向」した人たちから、あれこれと言われながらも影響されず、しっかりと修煉の道を歩んでいます。
地方に住んでいる上の姉は、中国共産党の幹部で、敏腕でテキパキとした性格の持ち主で、私は小さい時から上の姉を怖がっていました。3姉妹の中で最も早く修煉を始めたのは上の姉で、迫害が発生した後に最も早く「転向」したのも上の姉です。姉が労働教養所から釈放された後、私にも修煉を止めさせようとし、何回も修煉を続けていることを警察に通報すると脅かしました。
私は母と一緒に住んでいます。数年前、姉は地方から実家に里帰りをする際、事前に電話をかけて、「私が帰る時に、あなたは私の前で『法輪大法』の話題に触れない、学法と煉功をしない、法輪功の人と接触しないことを約束しなさい。さもなければ私は帰りません。そして、あなたのせいで、家に帰ってお母さんに親孝行ができない、と親戚中に言いふらします」と言いました。今まで私は、怖くて姉の言う通りにしていました。
2010年、数年ぶりに上の姉は帰って来ました。数年間、修煉において私は精進しており、法を正す情勢はここまで来て、姉に真相を分かってもらわないと、姉は本当に救えない人間になると思うようになりました。今回こそ、絶対姉に大法に対する誤解を解き、真相を分かってもらえるようにと私の正念が一層強くなりました。師父は『精進要旨二・評註一』に「思想業力が現れたときの対応と邪悪な勢力がわたしたちにもたらした破壊に対する対応、人々に真相をはっきりと伝えることは、いずれも積極的に魔を一掃しているのであって、放任して消極的に耐えているわけではありません。ただし、考えや行為は必ず善でなければなりません」とおっしゃいました。
姉に会ったら、慈悲なる心と穏やかな言葉で「第1、家で師父の肖像写真を備えているので、反対しても無駄です。第2、大法弟子の『三つのこと』をする時、邪魔しないでください。第3、あなたのやっているマルチ商法に興味がないので、その話題を出さないでください」と私との取り決めをはっきりと伝えました。私の正々堂々とした態度に姉は驚いて、全部同意しました。
迫害を受けた始めの頃、私は路頭に迷って無一文で、家族から多くの嫌がらせを受けたのですが、今の私は固い正念で家庭の環境を正しました。下の姉は修煉を再開し、上の姉は新しく買った家を真相資料作成の専用部屋として、無料で私に貸しています。
母は敬虔な仏教信者で、一心に西方の極楽世界に憧れています。私が大法を学んだ後、心身の変化に母は驚いて、大法の素晴らしさを感嘆しました。しかし邪悪な迫害が始まった後、母は中国共産党の嘘に騙されて、大法を恨むようになりました。私は『轉法輪』を母に読み聞かせ、一方、娘として親孝行もしっかりやっています。母が便秘をした時、私の手で出し、母が入院した時、病床のそばで付き添い、日常生活では真心を持ってお世話しています。母はだんだんと変わっていき、今では「法輪大法はいつ名誉を回復しますか? 私は待ち望んでいます!」とよく言っています。
長期にわたり家庭の魔難に陥った原因を、探してみました。今日、これを書き出しましたので、同修たちに参考にして頂きたいと思います。
1、内に向けて探すことは、相手を変えるためではありません。相手を助けることと変えることは、まったく違うことです。その道理を誰もが分かっていますが、具体的な問題にぶつかると、相手を助ける時に、相手を変えたい考えがどこかに隠れていて、それを自覚しないかもしれません。私たちは衆生を「絶対救いたい」と思う時、「相手を変えたい」という考えを抱くと、真相を伝えても効果がないと思います。
2、相手に対する執着を放下することは、相手を救う責任を放下することと違います。自分の修煉が足りない時に情に落ちやすく、慈悲心が足りなくて、責任を逃れようと思ったりします。その時には他の方法がなくて、正念を強め、消極的・否定的な考えをを排除するしかありません。
3、心を動じないこと。「心を動じない」ことに時々、自我を固守する要素も混じったりしますが、意識的に自我を固守しないように頑張ると、今度は逆に妥協になったりもします。そのように右往左往する過程は、着実に修煉する過程そのものだと思います。
すべてのトラブルの根本原因は「自我に執着する」ことにあると思います。自我を放下できないと、トラブルそのものに陥って、魔難も次第次第に大きくなります。自分が向上して突破すれば、苦境が一転して打開され、目の前に、今までとはまるで違う、新しい世界が開かれると思います。
(明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)