嫉妬心を取り除く
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文/山東省の大法弟子 一正

 【明慧日本2015年11月8日】長年修煉してきて、自分には嫉妬心がないと思っていました。何故なら、嫉妬心は他人に劣ると感じた時だけ生じる心だと思っていました。私は各方面において他人より優れていて、嫉妬されることはあっても自ら他人を嫉妬することはないと思っていました。そのため嫉妬心を修めませんでした。しかし、私には嫉妬心がないのではなく、それがあまりにも深く隠されていて、一定条件が揃わないと現われてこないことが後になって分かりました。幾ら深く隠されていても、師父は必ずそれを暴露させ、それを取り除く修煉の関を按排されます。

 同修の甲さんは小学校の仲の良いクラスメートで、私の勧めで大法の修煉を始めました。甲さんのご主人も私の中学校の同期です。夫婦は国営企業を退職したとき、私達のような民間企業の退職者の2倍以上の退職年金をもらっていました。(当時私達夫婦は1人当たり月2000元もらっていましたが、彼女夫婦は1人で月4000元もらっていました)。私は自宅で資料拠点を立ち上げてから実費で紙の真相資料を作りました。彼女に神韻DVDの作製費用を支援してもらおうと考えました。当時、大多数の同修は農村出身で安定した収入源を持っていませんでした。しかし彼女の夫は大法のプロジェクトへの資金提供に反対しました。彼女が大法交流会に参加する時の交通費でさえ細かく計算し、必要な額しか出してくれませんでした。

 2011 年秋のある日、彼女は交流会で資金のことに言及し「毎月100元、年に1200元をもらうことに夫が同意した」と言いました。それを聞いた私は皮肉な口調で「その設定基準は低すぎるでしょう! 月に4000元も収入があるのに、100元しか出さず恥ずかしくありませんか!」と言いました。彼女は居心地が悪くなって帰ってしまいました。彼女は次の交流会に来ませんでした。同修から「言い方が悪い」と指摘されて、私は自分には優しさが欠けていて、彼女の面子を考えなかったことを認め、謝りに行きました。私に言われた甲さんは帰宅してから大泣きし、私から言われたことを夫に言ったそうです。その後、彼女は高熱を出してなかなか熱が下がらず、点滴を打ったそうです。私の謝罪を受け入れてから甲さんは健康を取り戻しました。

 2012年の旧正月が明けてから甲さんは交流会に参加し、ついでに新しいDVDを持って帰ろうとしました。彼女がDVDを手に取ったとき、私は「今年のDVDは最も質の良いものを使い、ケースも付いているのでコストが高かったのです。ぜひ衆生と対面して1枚1枚大事に配ってほしいです」と言いました。数日後、甲さんの夫から電話が掛かってきて「あなたのせいで、妻は命を失う所でした! 突然心臓病で倒れて、病院での救急治療を受けてから今は家で静養することになりました」と言われました。

 さっそく、2人の同修と甲さんの家を訪ねましたが、夫に門前払いされました。数日後、私が1人で彼女の家を訪ねた時ちょうど夫は留守でした。甲さんは数日前の私の話を誤解し、お金を求められているように感じ、帰宅してからまたも大泣きして心臓病を起こしたそうです。当時の自分は「ただ同修の皆さんにDVDを大切に配ってほしいと願っていた」という気持ちを彼女に伝えました。しばらく話していると、彼女の夫が帰ってきました。彼はソファーに座っている私を見るや否や、一言も言わず、私の両腕を掴んで外へ引っ張っていきながら私を罵りました。彼らの家の玄関から建物の門までの途中に2、3カ所の階段がありました。引っ張られて階段で転び、右足首を捻挫した私にかまわず、彼は倒れた私をそのまま門まで引きずって行き、外に押し出してから家に戻りました。その後、彼は私のカバンを窓から放り出しました。私は足首を揉んで痛みに耐えながら立ち上がって帰ろうとした時、近くで雑談していた人達が私をじっと見ていることに気付き、近づいて話しかけました。その直後、甲さんの夫はまた出てきて、私を指さしながら「早く消え失せろ!」と叫びました。私は雑談していた人達に会釈してタクシーで帰りました。

 帰宅してから気づいたのですが、右足首は饅頭のように膨らんでいて、ほとんど真っ黒になっていました。その晩、足の痛みでなかなか眠ることができず、トイレに行くときも這って行きました。

 苦痛の中で私は取り除いていない人心を探しました。しかし、いくら探しても彼女夫婦を見下す心しか見つかりませんでした。以前、彼女に対して皮肉った言葉を発したのは間違いだと認めつつ、それは師父が私の口を借りて同修に心性を向上するチャンスを与えたと勘違いし、深く自分の非を探しませんでした。また、甲さんの夫に偏見を持ち、中学校も出ていない彼は何の能力もなく、退役してから病院の行政部署に配属され、共産党による暴力思想の毒害のため乱暴だと思っていました。今回のトラブルはまさに他人を見下す、善でない心が招いたのではありませんか? 翌日、座禅できない私は煉功せず、学法に集中しました。『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』を学ぶとき、私は自分の心を深く掘り下げ、嫉妬心を見つけました! 同修夫婦を見下す心の背後に、彼らが私より2倍以上の退職年金をもらっていることに嫉妬していました! これは完全に「真・善・忍」に反しています。

 また、他の同修からも「同修が幾ら資金を出しても、それは同修の気持ちであって、他人から議論されることではなく、強制的に多く出させることはありません」と指摘されました。同修の指摘はまさにその通りです。更に悟ったのは、修煉は強いることではないので、同修が病業を乗り越える時「薬を飲むな」と強くいってはならず、三つのことの実行も強いることではありません。私が発した言葉は強制する意味合いが非常に強く、法を乱すことに等しいのです! 今回の教訓は本当に深刻でした!

 嫉妬心を見つけたとき、私は後天的に形成された偽の自分に「あなたは本当に馬鹿だね! 他人が退職年金を多く貰ったって嫉妬する必要があるの? あなたもそんなにたくさんの退職金をもらっていたら、もしかして貴重な大法に出会えなくなったかもしれない! ひょっとして共産党に恩を感じ、命を捧げるかもしれない! お金は徳で換えられるのか? 手元に少しのお金を残し、多くの徳を功に換えることが出来ればもっと良い事ではないか! この汚い嫉妬心を絶対に取り除こう!」と自問しました。こう思ってから1週間も経たないうちに、私は再び以前のように結跏趺坐をして煉功出来るようになりました。

 今は学法の時、2時間以上結跏趺坐しても足の痛みや痺れを感じず、冬の最も寒い日でも毛糸のズボン下を穿かなくても大丈夫です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/2/296723.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/18/3311.html)
 
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