河北省:活水派出所は法輪功学習者を拷問し 治療費を拒否
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 【明慧日本2015年11月9日】河北省武安市の法輪功学習者・石雲蘭さんは、活水派出所の警官に殴られて、意識不明になり開頭手術をした。しかし、市公安局が6万元(およそ120万円)の医療費を支払わないため、石さんは現在もなお、病院に拘束された。

 昨年10月9日夜、石さんと劉考鳳さんは橋を渡った時、地元派出所の警官に不当に連行され、別々に拘禁され、自白を強いられた。劉さんは若手警官3人に殴打され、歯がすべて抜けた。

酷刑演示:毒打
拷問の実演:数人の警官により殴打され、意識不明になったり、歯がすべて抜け落ちるなどの拷問が、法輪功学習者に対して公然と行われた

 11日、劉さんは派出所から邯鄲市行政拘禁所に移され15日間拘禁された。劉さんは身体検査の際、血圧が高すぎたため、2回受入拒否された。しかし3回目に警官が無理やり点滴して、血圧を下げてから市の拘禁所に送り込んだ。 

 一方、石さんは殴られて、嘔吐し、意識不明になった。10月10日になって、警官が石さんを起こしても目が覚めないので、責任を負うことを恐れた警官は、深夜の1時に石さんを市の第一病院に送った。 

 石さんは殴られたため脳内出血し、午後1時に開頭手術をされた。その後、精神外科の集中治療室に移った。入院当時の石さんは、頭部に傷があるほか、身体には多くのアザがあり、顔もひどく腫れた。見舞いにいった家族は、証拠として当時の写真とビデオを撮った。しかし、石さんは手術後、舌がまわらず、身体が不自由になり車イスに座る状態になった。派出所側は石さんが、殴られて身体が不自由になった事実を隠すため、外部に対して、石さんが自分で転倒したと嘘をでっち上げた。

 現在、石さんは市の第一病院の精神外科に1年間入院した。派出所は入院のとき1000元(およし1万2千円)の治療費を支払った。そのとき石さんの治療費と賠償金を承諾した。その後、数百元の生活用品代金を支払っただけで、それ以外のすべての費用の支払いを断り始めた。現在、石さんは治療費未払いのため、手術が後回しにされた。病院側は3月に、公安局から治療費の支払い拒否の通知を受けため、石さんの退院を拒否した。

 石さんの家族と劉さ。んは現在、各検察庁に活水派出所の責任者を告訴し、その刑事責任の追求と治療費の支払いを要求している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/1/318439.html)
 
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