遼寧省:法輪功学習者 精神薬物を飲まされ記憶力疲憊に
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 【明慧日本2015年11月12日】遼寧省・撫順市の法輪功学習者・王会斌さんは、法輪功を学んでいるとの理由で4回も不当に連行され、精神病院で迫害を受けた。精神薬物の作用で王さんは頭痛、不眠、全身けいれん、記憶力疲憊(訳注:ひはいとは、疲れさせ、記憶力喪失、低下を起こさせる)するなどの症状が現れ、迫害された具体的な時間を思い出せなくなったという。また、王さんの家族は、中国共産党による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じ、王さんへの迫害に協力したという。

 王さんが述べた精神病院で受けた迫害の実態は、下記の通りである。

 私は1996年から法輪功を学び始めた。「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指し、心身ともに健康になった。しかし、1999年の7.20以降、私は残酷な迫害を受けた。

 当時、上京に陳情しに行った時、市公安局の警官に不当に連行され、市留置場に拘禁された。その後、姉と職場は精神病があると言い、私を市の脳科病院に半月間拘禁した。

 家に帰された私は、妻に出勤したいと言ったが、妻は出勤したら法輪功を広めることを心配して、脳科病院に電話をかけた。それで、病院の関係者および妻の兄などが、再び私を精神病院に連れて行った。私は病気がないので、薬を拒否したが、強制的に注射され、薬を飲まされた。そのため、心身とも大きなダメージを与えられた。長時間にわたって精神薬物を飲んだ結果、私の記憶力は疲憊になった。現在覚えているのは精神病院で3年間迫害を受け、2006年に退院したことだけ覚えているそうだ。

 その後、私は民衆に法輪功の無実を伝えたとの理由で、地元派出所の警官に市留置場に連行された。家族は賄賂を払い、私を留置場から救出したが、精神病院に送り込んだ。そこで、私は強制的に薬を飲まされ、電撃も受けた。その結果、私は不自由になり、目の動きはどろんとなり、焦点が定まらなくなった。

 2009年4月、私は市光明派出所の警官に身柄を拘束され、留置場で1カ月間拘禁された。その後、妻と姉は再度私を精神病院に入院させた。病院側は私が無病だとわかっていながらも、金儲けのため、迫害に加担した。医者は看護師を唆し、私に薬を飲ませ、また灌食した。2009年からの6年間、私は長期にわたって薬を飲まされたため、頭痛、不眠、全身けいれんの症状が現れた。

 以上、私が精神病院で受けた迫害である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/8/318740.html)
 
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