吉林省:二人の法輪功学習者 一年以上不法収監
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 【明慧日本2015年11月17日】吉林省長春市の法輪功学習者の劉香閣さんと王淑艶さんは、それぞれ去年10月15日・16日に不法収監され、すでに1年あまりたった。

 今年5月28日、長春市寛城区の裁判所で朝6時と7時に2人に対して不法裁判が行われた。裁判所は、弁護士の手続きに不備があるという理由(この理由は不法なもの)で、弁護士の出廷を拒否した。今回の不法裁判で、2人の法輪功学習者が弁護士の出廷を強く要求したため、法廷が正常に続けられず、裁判過程を不法に省略して閉廷した。

 1年間、弁護士と家族は何回も裁判官の董屹紅に電話をかけ、案件の進捗状況を確認したが、結局なにも回答がなかった。寛城区の検察庁にも何回も行った。長春の検察庁に、裁判官の董屹紅が弁護士を出廷させないことを告発した。

 10月26日、劉香閣さんの家族に董屹紅から電話があった。電話で董屹紅は「10月28日に、我々で相談して、結論が出たら折り返し電話で連絡する」と言った。

 10月30日、許付桂さん、路雲龍さん、弁護士の王振江さん、周雲昌さんは寛城区の裁判所に行き、裁判官の董屹紅との面会を要求した。董屹紅の事務室の電話はなかなか繋がらず、劉香閣さんの代理弁護士の王振江さんは董屹紅の携帯に電話した。董は劉さんの案件について「間もなく判決が出る」と言ったので、弁護士は道理を踏まえて「開廷もしていないのに、どこから来た判決でしょうか」と容赦なく反問した。董屹紅は何も言えず電話を切った。その後、弁護士の王さんは再度董屹紅に電話をかけたが、ずっと通話中で繋がらなかった。(董にブロックされた可能性がある)

 弁護士の王振江さんが検事長の劉繁茂に電話して、はなぜ弁護士を出廷させないのかと聞いた。劉繁茂は「弁護士の手続きに不備があったため」と回答した。弁護士の王振江さんは「代理手続きについて、董屹紅が既に承認したのに、ほかに何の手続きが必要なのでしょうか」と尋ねるた。劉繁茂は「あなたは知らないのですか」と言うので、弁護士の王振江さんは「知らないです」と答えた。劉繁茂は「今すぐ董屹紅に確認してから返事します」と言ったが、10分経っても、通話中で繋がらなかった。

 家族及び弁護士は、不法に収監された法輪功学習者の王淑艶さんと劉香閣さんを、無条件で釈放することを要求し、人民の基本的合法的な権益を守るように告発した。

 天理は、「善悪には必ず報いがある」と、教えている。法輪功学習者を迫害した邪悪は、みな様々な形式で報いを受けている。引き続き法輪功学習者を、迫害している人々に告げる。ただちに迫害を停止させ、二度と邪悪な中国共産党の指図に、従わないとこを勧める。法輪功を迫害する首謀者の江沢民や周永康と薄熙来たちに追随せず、自分と自分の家族のために生きる道、未来のある道を選ぶように強く願う。直ちに、無条件で、不法収監された法輪功学習者の王淑艶さんと劉香閣さんを、釈放するよう要求する。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/3/318566.html)
 
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