人心の制約を突破する
■ 印刷版
 

文/海外の大法弟子

 【明慧日本2015年12月16日】地元の同修はいつも「私はとても忙しいです」と言っています。会社の仕事が忙しい人もいれば、家事に忙しいとか子供の世話に忙しい人もいます。忙しいから、真相を伝えることが多くできなくなったり、時々やったりしています。集団学法や交流にもあまり出なくなります。

 常人の仕事に忙しい同修は、熱心に常人の仕事をしています。思想は仕事を中心に動いています。携帯の画面をじっと見てLINEなどで、常人にメッセージを送ったりしています。メールがくればかならず返信して、法会に参加する時まで、携帯が離せないほどです。家事と子供の世話に忙しい同修は、時間が空いたら、同修の家に訪問して、常人の話をしています。ショッピングや旅行をしたり、お互いにプレゼントしたりしています。情で同修間の友情を保っています。しかし、週に一回の観光地で真相を伝える時、夕食を作るために慌てて帰りたがっています。彼らと交流しましたが、同修は「私はよくやっていますよ。あなたは、私ではないし、私の悩みがわかりますか。仕事がよくできなくてもいいのですか」などと返事します。

 ある日、私は突然会社から出張を命じられました。次から次へと県の間を回らなければなりません。そのため、真相を伝えることができなくなりました。人を救い済度することは急がなければならないので、どうしたらよいかと悩んでいました。同修が「車に乗るとき、アイパッドで真相を伝えることが出来ます。夜になったら、法輪功のブースへ行って、三退を勧めることが出来ます」とアドバイスしてくれました。しかし、夜に町へ着いたとき、法輪功のブースを見つけることができませんでした。不安になって、うまく準備が出来ていないために時間を無駄にしていると自分を責めました。見回してみると、一組の大陸からの観光客が町の前に集まってお喋りをしているのを見つけました。急いで彼らに話しかけ、三退を勧めました。路上ではいつもこのようにしてきました。最後の日になって、会社からあるお寺の近くに宿泊することを按配されました。その夜は法輪功のブースへ行けなくなりました。残念に思っていたら、むこうから来た人は、大陸からの観光客でした。結果的に、真相伝えは一日も欠かすこはありませんでした。そのうえ、この間の仕事もスムーズに達成でき、一つのトラブルもありませんでした。

 仕事で打ち合わせに参加しなければいけないとき、これは真相を伝える最もよいチャンスだと思っています。普段このようなVIPに会えないので、今日はこのような機会があり、とてもよかったと思います。人を救い済度する念が出てきたら、師父は縁のある人たちを同席するように按配してくださいます。観光地へ行く時も同じです。よく家族に真相を伝えているので、家族のみんなも支持してくれます。食事が遅くなっても協力してくれます。

 同修ごとに持っている業力と縁は違い、修煉の道もそれぞれ違います。お互いに参考にすることはできませんが、大法は同じです。貴方の本当の障害は何でしょうか。仕事ではないし、家族でもありません。それは貴方の心にあることは間違いありません。あなたの心は、仕事と家族を第一位に位置づけています。しかし、常人社会のすべては按配されたものなので、あなたが重視していることや、あなたの努力によって変わるものではありません。

 師父は「このことを皆さんに教えることができます。世の中に偶然なことはなく、神は常に見ています。この空間についていえば、輪廻転生、社会の安定を管理する神もいれば、社会の体系、地球の安定、また空気や各種の空気の成分を管理する神もいます。更に、それぞれの神が地球で何をやっているのかを見守っている神もいます。」と仰いました。[1]

 逆に、人を救い済度することを第一位にしているとき、師父は我々に道を開いてくださいます。神々も助けてくださいます。時々難が出てくるかもしれませんが、そのときこそ、私たちの信念がしっかりしているかどうか、正念で正しい行いをしているかどうかの試練ではないでしょうか。

 同修にお願いします。不足なところがあれば、どうか慈悲にご指摘ください。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『スイス法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/5/320064.html )
 
関連文章