出張先で連行された法輪功学習者 不正裁判を受ける
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 【明慧日本2016年1月14日】広東省仏山(ぶつざん)市の法輪功学習者・程建利さんは昨年11月26日午前、安徽省合肥市瑶海区裁判所に不正裁判をかけられた。法廷で、程さんの弁護士は法律に基づいて、程さんの無罪の弁護をした際、何度も裁判官に中断された。その日、裁判の結果は出なかった。

 裁判の日、程さんの母親は山西省から、妻は広東省から、裁判所に駆けつけた。とても痩せている程さんの姿を見て、母親も妻も悲しんだ。程さんが連行された後、妻は1人で2歳の息子の世話をしながら、生活の維持のため、アルバイトをしていたが、あまりにも辛くて、実家に帰るしかなかった。

 程さんは広東省仏山市で勤めていたが、2014年5月18日、仕事のため、安徽省合肥市に出張した。その日の夜、滞在先のホテルにいた程さんは警官に連行され、その後に合肥市留置場に拘禁された。

 法廷で「程建利は合肥市の法輪功学習者・劉希蘭に6台の携帯電話を渡し、その中に法輪功関連のものが入っていた。程建利自身も法輪功の資料を持っていた」と、程さんに対する罪の証拠を出した。

 程さんが連行された後、妻は兄に電話し、夫が連行されたことを話した。そして、兄はすぐ「弁護士に依頼してください」と言った。しかし、その通話が盗聴されたため、兄は「賭博罪」の罪で、2週間拘禁された。

 2014年7月、警官は程さんの家に行き、程さんの妻に嫌がらせをした。2015年2月、警官は程さんのおばあさんの家に行き、騒ぎ立てた。

 その後、警官は程さんの実家にも行き、程さんの両親に「お前の息子に罪を認めるように勧めなさい。弁護士を雇うな」などと、脅迫した。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/29/319786.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/8/153992.html)
 
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