「共産党は偽物作りの名人だ。俺は、脱党する!」
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 【明慧日本2016年1月18日】(中国からの投稿)兄さん(66)は、若い頃ちょうど毛沢東の政権時代で、農村に派遣され、17、18歳の時、農村で中国共産党に加入し、生産大隊の幹部職に就いた。兄さんは書き物が好きで、口もたつし、文才があった。

 2007年兄さんは定年退職したが、町内の看板や宣伝板に貼るための共産党の政治宣伝をよく頼まれた。そして、兄さんの書き物も常に現地の新聞に発表されていた。これまで、兄さんは「共産党は、終始一貫、正しい」という以前に受けた、洗脳教育を信じ込んでいた。

 しかし、2014年大晦日の前日、兄さんの認識が一変した。

 その日、兄さんは町内の共産党幹部に呼ばれ、一軒の貧困家庭の家へ連れて来られた。家に入ると、兄さんは共産党幹部に「あそこに登って、電球に触ってください」と指示された。幹部の目的を知らないまま、兄さんは指示に従ってやった。その時、当地の夕刊の記者が入ってきて、兄さんが電球に触っているシーンを撮影した。

 翌日、兄さんは夕刊で自分の写真の新聞記事を見た。記事には「某町内の共産党党員が貧困な住民に関心を寄せ、自宅に訪れて電球を取り替え、つくように修理した」と書かれていた。それを見た兄さんは驚いて、義憤を覚えた。「これは偽新聞だ! 偽ものだ! 全然、事実と違うぞ! 修理なんてしていない! ただ電球に触っただけだ!」と兄さんは不快な言葉を、何度も繰り返した。

 お正月になって、妹に会った兄さんは「共産党は偽物作りの名人だ。俺は、脱党する!」と脱党の宣言をした。

 法輪功学習者の妹は「これまで、兄さんに法輪功への迫害の真相を何度も伝えたが、信じてもらえなかったわ。今回、これで分かったでしょう。共産党はどんなことでもやるのよ。あの天安門焼身事件はこうやって作りあげ、でっちあげ、誹謗中傷してきたの!」と迫害の真相を話した。

 こうして、真相が分かった兄さんは、すぐさま脱党した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/10/322040.html)
 
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