【明慧日本2016年3月1日】中国・甘粛省白銀地区景泰県の法輪功学習者・王義朝さん(男性)、王連珍さん(女性)、余有珍さん(男性)は昨年5月以降、それぞれ最高検察庁に刑事告訴状を郵送し、江沢民による法輪功への迫害を告訴した。その結果、3人および家族は残酷な迫害を受けた。
王義朝さんは昨年8月27日の朝、県公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行され、県留置場に拘禁された。11月16日と20日、王さんの家族は北京の弁護士2人を雇ったが、県裁判所の裁判官に妨害された。12月18日午前9時半、法廷は王さん本人と家族に知らせないまま、地元の弁護士を指名し出廷させた。法曹機関はその弁護士からの告訴を無視し、家族は王さんの現状を知らされていないという。
王連珍さんは昨年10月14日午前、自宅で県国保大隊の隊長および寺灘郷派出所の警官5人に身柄を拘束され、白銀留置場に不当に拘禁された。先月1月22日、県裁判所は王さんの夫に、王さんの案件が裁判所に提出されたことや、地元の弁護士を雇うようにと知らせた。
余さんは先月26日、妻の呉学玉さんおよび孫2人とアルバイト先のホテルの部屋の中で、市国保の警官十数人に不当に連行され、家宅捜査された。当日午後6時、一家は県司法局の地下室に連行された。一方、孫2人は父親に家に迎えられた。
拷問イメージ図:トラの椅子 |
国保大隊の隊長は呉さんをトラの椅子に座らせ、告訴状は誰が書いたのかを聞き出すために、拷問した。呉さんは協力せず、深夜になってようやくトラの椅子からやっと解放された。呉さんは先月27日午後6時すぎ、家に帰された。一方、余さんは地下室から留置場に移送され、不当な起訴に直面している。県国保警官は家族に地元の弁護士を雇わないと、重刑を宣告すると驚かし、よその地の弁護士を雇う場合は、子供まで捕まえると言いふらした。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)