中国・甘粛省の男性法輪功学習者 不当判決に
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 【明慧日本2016年3月1日】中国・甘粛省蘭州市楡中県裁判所は、昨年12月11日に金崖村の法輪功学習者・金吉林さんに対して不当裁判を行った。

 金さんは昨年7月2日の夜明けに、貸家で市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に身柄を拘束され、県拘置所に拘禁され、その後、県留置場に移送された。

 県公安局の警官は昨年7月中旬、金さんの家を訪ね、父親に金さんに対して判決を宣告すると告げたが、家族はそのほか一切知らされず、県裁判所に詳細を聞きに行っても、返事をもらえなかったという。

 今月16日、家族は再び検察庁を訪ね、金さんの案件はどこまで進んだかを確認したところ、裁判所はすでに昨年12月11日に、金さんに対して不当裁判を行ったことが明らかになった。家族は電話で県裁判所の裁判長にどうして開廷の通知が届かなかったを問い詰めたら、担当者は刑事法廷の廷長だと言われた。

 家族はまた刑事法廷の廷長に電話をかけて同じ質問をしたが、「金さんは弁護士を雇わなければ、家族に通知する必要がない」と答えた。家族は「これから弁護士を雇って間に合いますか?」と確認したら、「法輪功の案件は弁護士を雇ったとしても、判決はあまり変わらないだろう」と答えた後、すぐに電話を切られたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な関係者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/25/324593.html)
 
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