中国・河北省 法輪功学習者が河北女子刑務所で「転向」を強要
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 【明慧日本2016年3月2日】(明慧ネット記者の河北報道より)中国・河北省の鹿泉(ろくせん)刑務所第一隊財務課会計に勤めている法輪功学習者・張雲さん(女性)は、2013年11月初めに不当に連行され、3年半の懲役刑を下された。現在、河北女子刑務所13監視区に不当に拘禁されている。

 張さんが「転向」を拒否すると、刑務所内の警官は張さんを殴ったり罵ったりした。何カ月も張さんを風呂に入らせず、体調を崩しているにもかかわらず、長い時間「転向」を強要するために、「学習室」で「学習」することをを強いた。警官たちは、張さんの精神を錯乱させるため、法輪大法を罵った文書を承諾するよう強制的に拇印を押させた。長期間に渡る精神的な迫害によって、張さんの精神状態が悪化し、生命にも危険が及ぶまでになっている。

 13監視区は河北女子刑務所の教育監視区で、表面上では未成年の犯罪者の教育の場だが、実際は法輪功学習者を「転向」させ、迫害をする主な基地である。その監視区の約半分の刑務所に、「転向」を強要するためのいわゆる「学習室」がある。一人の法輪功学習者に対して、二人の刑務所の職員が目を離さず監視に当たる。「転向」しなければ、朝の5時から夜の11時まで全員「学習室」で強制的に「学習」を強いられる。具体的な時間は皆違い、法輪功学習者がお互いに会えず、相手の状況はなおさらつかめない。刑務所に戻って寝る時にも監視人がおり、法輪功学習者は基本的に他の人とは全く接触できず、隔離されている。

 「学習室」の中では、法輪功学習者は法輪功やその師父を侮辱する映像、文章、資料を強制的に見せられる。また、邪に悟った王志剛が書いたでたらめな文章や、間違った経文解説書なども強制的に見せられる。王志剛は中国共産党の考えるデタラメな宗教を話す悪人で、公の場で神を信じないと公言したにもかかわらず、仏教、道教の教えを盾に法輪功を侮辱し、罵っている。法輪功学習者は長期間隔離されて、他から一切の情報も受け取れず、長い間にわたって洗脳され、親族の面会も禁止され、買い物も禁止され、風呂やシャワーも禁止されている。さらに起立したまま長時間立たされたり、手枷・足枷され吊り下げられるなどの拷問を受けている。警官は、法輪功学習者の意識が正常に戻ると「転向」を後悔するのを知っているため、「四書」(保証書・決裂書・懺悔書・批判書)を強制的に書かせる。書き終わった後も続けて「学習」を強いられ、毎日「宿題」があり、法輪功を侮辱し、罵った内容の文を見せられるだけでなく話すことも強いられ、警官が満足するまでやらなければ激しい罵りや懲罰を受ける。これでも足らず、法輪功学習者に他の宗教を学ばせて、信仰を変えることまで強いている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/16/324207.html)
 
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