【明慧日本2016年3月2日】中国・四川省広漢市の三水鎮・羅経村の法輪功学習者・楊永慧さんは法廷へ傍聴しに行ったとの理由で不当に連行され、懲役3年の判決を宣告された。その後、市精神病院に送られ、先月3日ようやく家に帰された。
2011年3月7日、四川省羅江県裁判所は法輪功学習者に対して不当裁判を行った。楊さんは傍聴に行ったとの理由で県のある派出所に連行され、強制的に写真を撮られ、採血され、住所も言うように強要された。楊さんは住所を答えなかったため、両手と両足を鉄椅子に掛けられ拷問された。夜10時、楊さんは仕方がなく、住所を言い出した後、市留置場に移行された。
拷問道具:鉄椅子 |
関係者は楊さんの自宅に不当に侵入し、パソコン、レコーダー、プリンターなどの私物を押収した。
3カ月後、鎮派出所の関係者は楊さんと偽り、拘置カードにサインし、楊さんを起訴した。
1年後、市裁判所は楊さんに懲役4年6カ月の不当判決を言い渡した。楊さんは不服し、上訴した。また、断食で迫害に抗議した。留置場のリーダーは警官を指図し、楊さんをベッドに手枷と足枷をかけ、7日間にわたって灌食という拷問をした。1回目と2回目はパイプを気管に差し間違え、楊さんがショック状態になってから気づき、ようやくパイプを抜き出した。3回目、関係者は医者を探してきて楊さんに灌食をした。そのような迫害は30日以上続いたという。
裁判所は楊さんの原審を取り消し、判決を3年にしたという。
拷問イメージ図:灌食 |
楊さんは省女子刑務所に移送され、トイレに行くことすらも報告せよと強いられた。楊さんは報告することを断ると、体罰を受け、睡眠を禁止され、強制労働を強いられ、法輪功を誹謗中傷する資料を強制的に見せられた。2014年3月7日にやっと解放された。
昨年4月12日、楊さんは再び連行されて市精神病院に送られた。両手と両足をベッドに縛られて、神経を電撃され、中枢神経を破壊する薬を強制的に飲まされて、先月3日にようやく家に帰された。