警官 サインしないで、国保大隊長の話を聞かないで!
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 【明慧日本2016年3月6日】農村に住む法輪功学習者・蓮さん(仮名)が法輪功に対する迫害の真相資料を配った際に連行された。その日3台の車が来て、蓮さんは県の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行された。不法に尋問された時、年寄りの警官は、この資料はどこでもらったのかと聞いたが、蓮さんは何も言わなかった。

 当時数人の若い警官らもいた。警官の1人は、「法輪功学習者はとても善良で、資料は全て自費で作っている」と言った。もう1人の警官は、「法輪功学習者を捕まえても警官を恨まないし、他の人にも優しいし、法輪功は遅かれ早かれ皆に理解されるでしょう」と言った。蓮さんは国保大隊のなかで真相が分かる警官がいるとは思わなかった。

 話している時に、国保大隊の隊長が入ってきた。若い警官らは「このおばさんは字が読めないし、話もしません。ここで拘留してら我々が見ないといけないです」と言った。これは釈放したほうがいいという意味だが、隊長は何も言わず出ていった。暫くして、隊長は1枚の用紙を持って来て、蓮さんにサインを強要した。蓮さんは字が書けないと答えた。隊長は「字が書けないなら拇印を押せ」と言いながら、蓮さんの手を引っ張って強引に用紙に拇印を押させた。その用紙とは逮捕状であった。

 蓮さんは留置場に送られ10日間拘禁された。留置場で警官は蓮さんに「ここで煉功してもいいですよ。寝てもいいし、心配しないでください」と言った。10日間経つと、その警官は「おばさん、国保大隊の隊長がまたあなたにサインさせる時、サインしないでくださいね。隊長の話を聞かないでくださいね」と言った。蓮さんは「その前にもサインしていないですよ。隊長が強引に拇印を押させただけです」と答えた。警官は「当時、絶対にサインしていなかったら、あなたをここまで10日間も拘禁することができなかったはずです。また騙されないでくださいね」と言った。

 10日間の拘禁後、国保大隊の隊長がまたやって来て、蓮さんにサインを強要したが、蓮さんはどうしてもサインしないので、結局、蓮さんを帰らせた。その時、もしサインをしていたら、市の洗脳班に送られているところだった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/23/324510.html)
 
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