中国・黒竜江省の法輪功学習者12人 同時に刑事拘禁
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 【明慧日本2016年6月7日】中国・黒竜江省七台河市公安局、公安支局、戍企支局、各派出所の警官らは、先月8日午前のほぼ同じ時間に、法輪功学習者13人を不当に連行した。そのうち、12人は刑事拘禁され、市留置場に拘禁され、家族および弁護士との面会は禁じられている。

 12人の学習者の名前は呉旭シュさん、王静さん、張桂栄さん、趙春陽さん、譚鳳雲さん、王艶菊さん、于有さん、李葆華さん、王平忠さん、張蘭君さん、于桂華さん、高運山さんである。

 事件の詳細は下記の通りである。

 4月24日、学習者・高運山さん、張蘭君さん、于桂華さん、趙さん(お年寄り)は市の鉄山郷四新三隊を訪ね、法輪功の無実を伝えた時、村の幹部などに郷派出所に連行された。翌日、当派出所は趙さんを解放し、ほかの学習者の家財を押収した。行動に加担した者は、局長3人、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)十数人である。彼らは張蘭君さんの電話記録をチェックし、張さんと連絡がある学習者を尾行・監視し、連行を企てた。

 先月8日午前、市公安局国保大隊隊長を始め、多くの警官らは、上記の学習者13人を不当に連行した。

 19日午後2時半、于有さんの弁護士は市第二留置場を訪ね、面会を要求したが、警官に戍企刑事大隊から面会禁止の命令を受けたとの理由で断られた。弁護士は桃山区検察院に告発したが、検察院と公安はお互いに責任をなすりつけた。

 30日、張桂栄さんの弁護士と于有さんの弁護士は、再び市留置場を訪ね2人との面会を要求したが、拒否された。弁護士は検察院に留置場側の不法行為を告発したが、解決されず、検察院から出た際、尾行されたことに気づいたという。

 そのほか、学習者・王新英さんは高血圧のため、留置場に受け入れ拒否されて解放された。張志才さんと張淑麗さんはそれぞれ10日間、15日間拘禁されてから解放された。現在、上記の12人はいまだに不当に刑事拘禁されている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/3/329568.html )
 
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