【明慧日本2016年7月8日】イギリスの新聞・インディペンデント紙は先月28日、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りに関する報道が発表された。内容は下記に要約。
共産党は2年前、死刑囚からの臓器狩りを停止したと宣言した。しかし、10年間にわたる調査結果によると、共産党は良心犯からの臓器狩りを未だに続けているという。
研究者によると、中国は毎年6~10万件の臓器移植があり、それらの臓器は良心犯から摘出されたものだという。
2000年以来、中国では腎臓、肝臓移植を行っている病院が712軒あり、ほとんど強制的に摘出された臓器だという。
多くの医師は、自分が執刀した手術がどのくらいあったかもう覚えていない。1日に6件の臓器摘出をした人も多くいたという。
これらの調査結果は、新書『血まみれの臓器狩り』法輪功学習者から臓器摘出調査報告で発表された。
独特な修煉大法・法輪功は1992年に世に公開された。しかし、1999年に中国共産党が迫害を開始した。
法輪功学習者は共産党に「需要に応じて殺害」され、臓器は中国の臓器市場に販売された。
共産党の官員は毎年1万件の臓器移植があったと発言したが、マタス氏ら3人は「この数は実際の数字より遥かに低い」と確信している。
マタス氏は「2、3軒の病院を調査した結果、中国政府筋の数字を簡単に超えた」という。
「これほど大きな格差の数字によって、殺害された法輪功学習者の数は、最初に推定した数字を遥かに超えた」。最終結論は、共産党が全国を動かして法輪功学習者を大規模に殺害しているということだ。
法輪功学習者は強制的に血液検査を受けた。血液検査のデータは生体臓器データベースに収集され、すぐに需要に応じられるようになっている。