河南省:正義ある弁護士自らが不法裁判を指摘
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 【明慧日本2016年8月5日】今年7月28日午前11時頃、葉県裁判所で被告人の法輪功学習者の趙麗亜さんのために、法廷で正義感のある弁護士が、被告人の冤罪を晴らして有力な弁護を果たした。地方ではじめて弁護士自らが不法裁判を指摘し、悪勢力に戦いを挑んだことで、法輪功への裁判とは迫害への犯罪であるを明らかにした。この事情に裁判長が驚いた。

 当日同じ場所で、法輪功が邪教組織と法律に定められていないことを述べた被告人が、自分の無罪を訴えた。裁判長もそれを聞き入れて「法輪功の合法性を調べるように」と指示した。

 弁護士は「趙さんは健康のために法輪功を続けてきました。法律に違反することがなく、人に害も与えていない彼女は、検察庁や最高裁判所に元国家首席の江沢民へ訴状を出したあと、罪を問われてしまいました。しかし、それは犯罪行為ではなく、国民が有する権利を行使したことに対し、司法機関としては、罪を定め、起訴してはならないのです。本来なら、訴状を出したからといって、法的権利の使用が不当かどうかも明確でないし、裁判を起こすことではありません」と言った。

 以前から、趙さんは夫の孫耀民さんと10数年来、法輪功を守り学習し続けていたため、弾圧政策における迫害を受け尽くしてきた。孫さんは柏楼強制労働収容所に入れられ、3年間拷問を伴った監禁生活を受けた。2004年、孫さん夫婦は、幼い子供が残されたままに、強制連行された。その後、一連の迫害で肉体的に衰えていた孫さんは、最終的に不明薬物を体内に注入されて、同年1月7日に亡くなった。

 にもかかわらず、昨年12月頃、趙さんは再び迫害に遭い、不法に連れ去られた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/30/332165.html )
 
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