【明慧日本2016年8月18日】身体障害には、視力障害、聴力障害、知的障害、手足が不自由な障害、精神障害の5種類があると言われています。以前の私は、3種類の障害を持っていました。両目が見えず、足を引きずって歩き、体を伸ばすことができず、また、耳も聞こえません。そのため、いつも話をはぐらかして恥をかいていました。その他、心臓病、肩関節炎、胃もたれ、胃痛、時々尿や便を失禁することもありましたが、法輪大法を修煉して、体の障害はほとんど改善され、他の病気も消えてなくなりました。
今、私は本を読んで法を学ぶことができ、足はびっこを引かず、背中も伸び、耳も普通の人と同じように聞こえるようになりました。家族、親族、同級生は、私の変化を見てだれもが大法の神業の凄さを称賛しました。息子は地方の大学で勉強しています。久しぶりに会うと、すっかり変わった私を見て、とても喜んでくれて開口一番「お母さんは法輪功を学び、煉功したでしょう」と言いますので、「その通りよ」と答えたら、息子は「法輪功は、これほど素晴らしいものなのだから、お母さんは続けて煉功してくださいね」と言ってくれました。
一、大法修煉の道を歩む
私は夫と店を開いて、湯葉を販売しています。店ではアルバイトの子を雇っています。彼女のことを王ちゃんと呼んでいました。王ちゃんはとても人が良くて、仕事もまじめで、いつも私に輪廻転生の話をしてくれました。私はとても興味を持って聞きました。また1999年頃、しばらくの間、いつも石の中に人間が住んでいる夢を見たことも話してくれました。彼女は「夢の中で、人々は黒い紗で作った帽子をかぶっており、中に王冠をかぶった人もいましたが、それがいったいどういうことなのか、全く分かりません」と話してくれました。「石の中には人がいるのよ」と彼女が言うので「どうしてわかるの?」と私は聞きました。すると『轉法輪』に「もし、岩に生まれ変わったら万年経っても出られません。その岩が砕けないかぎり、風化しないかぎり、永遠に出て来られません。 人間の身体を得ることはどんなに難しいことなのでしょうか! もし本当に大法を得ることができれば、この人はあまりにも幸運だと言えます」[1]と書かれていると教えてくれました。私が「それは法輪功の本ですか」と尋ねると、王ちゃんは「そうです」と答えました。
この時、王ちゃんは、自分は法輪功の修煉者であること、また修煉後に心身ともに変化した素晴らしい体験を話してくれました。私は「法輪功は実に素晴らしいですね。だからこれだけの人が煉功しているのも無理はないですね」と言いました。王ちゃんから「『轉法輪』の内容を知りたいですか?」と聞かれたので、「知りたい」と答えました。翌日、彼女は『轉法輪』を持ってきて、仕事をしている私に読んでくれ、さらに休憩時間も読んでくれました。私は、本の上に1元玉の大きさのものが光りながら回転しているのが見えました。王ちゃんは「それは法輪です。あなたはとても根基がよくて、この功法にも縁があるから煉功しましょうよ」と誘ってくれました。私は「時間があれば、やってみたい」と言いました。その後、王ちゃんは五式の功法の口訣を書き写してくれ、功法も教えてくれました。
兄の家に行って、兄と姉に煉功の話をしたら反対されました。「子供の将来に悪い影響を与えるからダメだ」と言われました。しかし、こんな素晴らしい功法を放棄するのは、あまりにももったいないと思い、納得できませんでした。ためらって決められないでいたある日「あなたの目はもうすぐ失明します。どうすればいいか決めなさい」という声が聞こえました。その時、私はとても驚いて「私のことを言っているのではないか? 不思議すぎる。どこから来た声でしょう」と思いました。次の日、王ちゃんにその話をしたら「それは師父が、あなたに煉功するようにご啓示してくださっているのよ」と教えてもらい、「えっ、私のことを全く知らないのに、私を助けようとしておられる師父って、本当にいい人ですね。もう決めました。この大法を必ず学びます」と言いました。
こうして、師父のご啓示があり、同修の王ちゃんの助けのもとで、私は法輪功を修煉し始めました。食事を作る時、まな板にも、お皿にも、豆乳にもいつも回転している法輪が見えました。これは私の修煉の信念と決意をさらに強めてくれました。
二、心を修める
夫は思いやりのない人です。こんなに障害を持っている私に対して、いつも「もっと働け」と怒ったり、喧嘩を売ったりしました。生きるだけでも大変なのに、その上理解してくれない夫がいて「自分はなぜこんなに不幸なのか」といつも嘆き、この苦難がいつまで続くのだろうと思いました。法を学ぶことを通して「人は一生一世だけではなくて、夫婦になれたのも縁によるものです。それなりの理由があったからだ」と分かりました。そこで、私はもう自分の不幸を怨まなくなりました。大法を修煉してから「真・善・忍」によって自分をしっかり律して、夫に対して、今までのように不平不満を言ったり、喧嘩をしたりするのをやめようと思いました。夫は気性がよくないから、私ができるだけ譲り、心を穏やかにし、彼に吊られて行動しないようにしました。時々、こらえきれない時、師父は私を転ばせるのです。一度、夫に我慢できなかったため、私は顛倒して足が腫れ上がりました。また一度は、連続して2回も続けざまに転びました。修煉って本当に厳粛なものなのだと痛感しました。
夫のことも理解するようになりました。障害のある妻をもらって、それに家計を支えてくれています。彼も大変です。相当な努力を払っていると思いました。私の気持ちが変われば、夫も変わりました。今までのように当たり散らすことをしなくなり、私にも優しくなりました。夫の変化から、修煉者は自ら内に向けて修め、自分をしっかり修めていれば、周りの人も変わると悟りました。
ある日、私の腕に突然、血栓症の症状が現れ、手がだらりと垂れ下がり、持ち上げられなくなりました。その時私は正念を持って、そのすべてを否定しました。「これは病気ではなく、仮相に過ぎません。わが手よ、主意識の言う通りにしなさい。私と一緒に煉功しましょう」と念じながら腕を上げてみたら、本当に上がりました。その後、すべてが正常に戻りました。
三、三つの事をしっかりと行う
私が修煉を始めたのは遅かったのですが、しかし、師父の法から、大法弟子がこの世に降りて来る前に、すべて師父と契約を交わし、法を正す師を手伝い、衆生を救い済度すると約束しました。それは私も例外ではないと分かりました。
夜、目がはっきりと見えない困難を克服して、私は出かけて、法輪功真相を伝えに行くことにしました。何度も道に迷いました。でも、人に道を尋ねると、いつも家のそばまで帰って来ていました。いつでもどこでも、師父に見守られていると切実に感じました。 が不当に迫害を受けている
今、私は『九評』を配り、真相DVDや真相定期刊行物を配り、面と向かって真相を話し、三退を勧めています。私たちの親族全員が三退しました。しかも、全員が自ら紙に名前を書いて、三退したのです。一部の同級生にも三退させました。面と向かって真相を伝える時、いろんな人と出会いました。あざ笑う人もいれば、罵る人もいて、密告する人もいました。しかし、私は、自分が常人の中で行脚しているとみなし、それらのことは、心性を高める良い機会だと捉えました。
ある日、同修の家に法を学びに行こうとすると、家を出た瞬間、天地がぐるぐる回っているように感じ、これは法を学ぶことへの妨害だと分かりました。私は、師父にご加持をお願いして、私を妨害する他の空間のすべての邪悪と要素を一掃するよう、発正念をしました。すると、症状は消えてなくなりました。
また、ある夜、真相のビラを貼りに行った時、男の人に尾行されました。彼は私の前に来て、私の手を握って動けないように抑えました。師父のご加護があるので何も怖くありません。そこで、私は大声で「手を放してください」と言いました。彼は「あなたは何者ですか」と聞くので、「大法弟子です。真相を知らせて人々を救っています」と答えました。彼は、せっかく貼った真相資料を剥がしました。私は「貼り直しなさい。あなたには、人を救う私に干渉する権利はありません」と強く言いました。彼は本当に真相資料を貼り直しました。私は彼のことを相手にせず、前に向かって歩いて行きましたが、彼はついて来ませんでした。
四、一人が修煉すれば、家族全員が受益する
夫、息子、娘はみんな私の修煉を応援しているため、それぞれ大法から、福の報いを得られました。夫は体が悪くて、せき、頭痛、不眠症などの病気もありましたが、私が修煉した後、彼は薬も飲まず、病院にも行っていないのに、すべての病気が治りました。
娘は大学を卒業した後、順調に鉄道関連の会社に就職しました。息子は大学を卒業した後、銀行に入り、最初は契約社員でしたが、しばらくしたら、正社員として採用されました。息子が家を買う時、頭金を何とか用意できましたが、内装する資金はなかなか集まりませんでした。私は息子への情を放下して、すべて自然に任せるようにしました。もし、大法修煉をしていなければ、私はきっと悩みに悩んでいたでしょう。息子は銀行で住宅の貸付金の担当をしていました。仕事で業績が上がれば、ボーナスが出る仕組みになっていました。ある新築住宅地の住民が、だれかに導かれたように、みんな息子の銀行にお金を借りに来ました。そのおかげで、息子の業績がぐんぐん上がりボーナスもたくさん出て、家の内装の資金を全部揃えることができました。
大法修煉は実に幸せなことです。大法弟子になれたことは、この上なく幸運です。大法は私にあまりにも多くのものをくださいました。しかし、私は、師父から求められた要求には、まだまだ到達していません。今後、私は更に精進して、着実に修め、三つのことをしっかり行います。先史の約束を果たし、円満して師父について帰れるようにします。
注:
[1]李洪志先生の著作:『轉法輪』