旧勢力の按排と私たちの状態について再び論じる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年8月16日】最近、7月24日付の明慧の掲載文章『天目で見た光景「師父のご慈悲とご苦心の済度に背かない」』を読んで、気持ちが非常に重くなりました。師父は、無私に巨大な犠牲を払って、大法弟子たちの修煉のために時間を延長して下さいました。大法弟子として私たちは、本当に精進すべきです。

 師父は説法の中でたびたび旧勢力に言及され、その形成や目的、表われなどについて説明されました。しかし、旧勢力がどのように具体的な按排をしたのか、また、その目的をいかに実現させようとしているかについて、師父は言及されませんでした。

 全体的に見ると、大法弟子によって救われた衆生の人数は、2億5千万人弱です。10人に1人が居残る(およそ1億5千万人)という旧勢力の按排に比べると、さほど超えていません。しかも、その人数は師父が時間を延長して下さった状況下で実現されたものです。言い換えれば、衆生を救う全体的な状況は依然として、旧勢力の按排による影響を大きく受けています。

 よく見れば、この状況は非常に厳しいのです。大法弟子自身はどうでしょうか? もし、今の時点で終りが来れば、圓満成就できるのは少数、あるいはごく少数です。同修の皆さん、真剣に考えてみてほしいのですが、自分は本当に厳格に師父の按排に従って修煉の向上を図り、衆生を救っていると言えるのでしょうか? 自分はいかにして、旧勢力の按排から突破しているのでしょうか?

 今日の情況に至ったのは、やはり旧勢力が大法弟子の内部及び外部環境、そして大法弟子の体にも厳密な按排を行ってきたからだと思います。一例として、以前、面接を受けたことがあって、うまく答えていた私は、突然言うべきではない話を口にし、結果として面接で落とされました。数年後に気づいたのですが、そのときの間違った言葉は、まさに旧勢力に操られた副元神が発した言葉でした。このような事例は多くありますが、旧勢力のコントロールは私たちの想像を遙かに超えていると言いたいのです。今の自分は一つの念や一つの考え、言動の細かいところまで厳しく律するようにしています。

 師父は「大法弟子は念を集中させ、十分な正念で正念を発することができます。皆さん試してみてください。今日それができれば、現在の邪悪の半分がなくなります」[1]とおっしゃっています。皆さん考えてみて下さい。なぜ半分ですか? すべてが滅せられるべきではありませんか? 私の理解では、残りの半分は私たち大法弟子自身の中に隠れているという意味ではありませんか?

 大法弟子全員が、はっきりと旧勢力を認識し、ともに昇華し、ともに旧勢力のコントロールから抜け出し、衆生を救う使命を果たし、師父の望まれていることを完成できるよう、心から願っています!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/7/332586.html)
 
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