中国・山西省太原市の趙存貴さん 迫害死
【明慧日本2016年8月18日】先日、中国・山西省太原市の法輪功学習者・趙存貴さんの家族は、突然、晋中刑務所から「趙存貴は、急病で太原109病院(新康監獄病院)に搬送したけども、死亡した」という連絡があった。それで、家族が病院に駆けつけ、遺体と対面することを要求したが、刑務所側に拒否された。それから、刑務所側は趙さんの遺体を火葬するため、家族にサインを求めた。趙さんは享年62歳であった。
趙さんは、太原市尖草平区に在住だった。家族の話によると、趙さんは、法輪功を学んでとても元気になり、目がきらきらしていて、若者より軽い歩き方をしていた。
昨年11月17日、趙さんは、太原市尖草坪の刑事警官に連行され、家宅捜索をされた。その後、趙さんは、留置場に拘禁された。明慧ネットの報道によると、趙さんは太原市留置場に拘禁されている間、警官に毒を食事に混ぜられたため、両目がよく見えなくなり、頭と足に膿疱ができたという。
今年5月、趙さんは、晋中刑務所15監区に収容された。それから、たったの2カ月で趙さんは、死亡した。
家族は趙さんの死が謀殺だと疑っている。
今年6月2日、山西省平定県の法輪功学習者である漢方医師の王継貴さんは、趙さんと同じ晋中刑務所の迫害により死亡した。刑務所側が王さんの家族に電話をかけ、「王継貴は、今日太原109病院で死亡した」と知らせた。家族はすぐ、病院に駆けつけたが、王さんの遺体は、すでに太原市永安葬儀場に移送され火葬されていた。