中国・山東省 出所の妻を迎えに行き王忠賢さん連行
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 【明慧日本20168月23日】中国・山東省招遠市の法輪功学習者・王忠賢さんは、614日、山東省女子刑務所へ、法輪功を学んでいるとの理由で、7年間刑務所に拘禁された妻・王好紅さんを向かえに行った。

 しかし、刑務所の前で王忠賢さんは、待ち伏せていた招遠市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、張星派出所の警官らに連行された。7年間も会えなかった妻に、会うことができなかった。

 王忠賢さんは招遠市に戻され、同市嶺南洗脳班に送り込まれた。その1週間後、王忠賢さんは同市留置場に移送された。家族は何度も留置場に足を運び、王忠賢さんと面会することを要求したが、すべて拒否された。

 85日、王忠賢さんの家族は再度、国保大隊に行き、王忠賢さんの解放を求めた。国保大隊の警官は「王忠賢は洗脳班にいる。もう俺らと関係ない。王忠賢の釈放を求めるなら、市政府に行け」と、家族の要求を拒んだ。

 それから、家族は洗脳班に行き、面会を求めたが、許されなかった。そこで、家族は「王忠賢の顔を見せてくれなくても、少なくとも声を聞かせてください」とお願いしたが、「王忠賢が『転向』してからの話だ」と、拒まれた。

 王忠賢さんは拘禁されている間、招遠市国保大隊の隊長が、3人の警官を率いて張星鎮北里荘村に行き、法輪功学習者・王其海さんの家に不当に侵入し、王其海さんに「お前は、王忠賢夫婦と連絡を取っていただろう。王忠賢から法輪功の資料をどのぐらいもらったのか言え」と尋問した。王其海さんは警官に従わず、家から離れた。そして、警官は王其海さんの家族に「王其海に国保大隊へ来るように伝えろ。来ないと、俺らはまた家に来るぞ」と脅迫した。

 警官は王忠賢さんに罪を着せ、いわゆる証拠集めるために王其海さんの家に行ったという。

 今後、王さんの家族は、引き続き王さんの解放を求めに行くつもりである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/8/332673.html)
 
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