中国・雲南省玉渓市 3人の法輪功学習者が再度連行される
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 【明慧日本2016年8月20日】雲南省玉渓(ぎょくけい)市の法輪功学習者・飛学龍さん(52)は今月8日午後、以前に連行された学習者・李麗さんの家族に付き添って、峨山(がさん)国保大隊(法輪功迫害の実行機関)を訪ね、李さんの無罪解放を要求したが、不当に連行された。今月3日午前、学習者・瞿樹仙さん、瞿樹瓊さん姉妹(60代)も警官に身柄を拘束された。

 姉・樹仙さんは市内の春和鎮の実家で、妹・樹瓊さんは同市漢方病院で不当に連行された。連行の理由は不明である。

 先月24日、学習者・普志明さんなどの5人は、澄江(ちょうこう)県で法輪功の資料を配布していた時、県公安局国保大隊の警官により不当に連行された。27日午後、家族は市610弁公室を訪ね、無罪解放を要求したが、入室を禁止された。さらに、紅塔派出所の警官がけしかけた30~40人の用心棒に「5分以内に立ち去るように」と脅された。

 李麗さんの夫・高興東さんは現在省第一刑務所に拘禁されている。李さんも拘禁されたため、家には子供(7)と祖父(60歳近い)が残された。今月8日午後、飛さんは子供、祖父、高興東さんの妹に付き添い、峨山国保大隊を訪ね、法輪功の無実を伝えた。国保大隊の警官に早く帰るようにと脅されたが、飛さんが法輪功の真相を伝え続けたため不当に連行された。

 飛さんは市農業職業技術学院の上級講師である。2004年に当学院の教師に陥れられ、懲役2年の不当判決を宣告されて省第一刑務所に拘禁された。飛さんはレンガの上に跪かされ、頭の上には水の入ったバケツを置かれ、警官が唆した受刑者に殴られた。その結果、飛さんは内臓が炎症し、全身が腫れて重体に陥った。3年後、飛さんは解放されたが、仕事はなくなった。

 樹仙さん、樹瓊さん姉妹は2001年3月、自宅から紅塔区党学校(中国共産党の各級幹部を訓練する)の洗脳班まで連行されて迫害された。その期間、家族は夜によく嫌がらせを受けた。2人は2006年11月に法輪功の資料を配布していた時、峨山(がさん)と華寧(かねい)留置場まで連行され、省女子労働教養所に2年間拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/12/332849.html )
 
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