駐ベルリン中国大使館前で王治文の渡米禁止に抗議(写真)
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 【明慧日本2016年8月23日】ドイツのベルリン在住の一部の法輪功学習者は、今月11日、駐ベルリン中国大使館の前で集会を行い、18年間離れ離れになった娘に会うため、渡米しようとした王治文さんを広東の税関が阻止したことに抗議した。同時に法輪功迫害の首謀者・江沢民と曽慶紅らの新たな迫害を非難し、即座に渡米する権利を王治文さんに返すよう中国当局に求めた。

图1-2:德国柏林法轮功学员在中使馆前抗议中共阻挠王治文赴美与亲人团聚


  今月11日、駐ベルリンの中国大使館の前で、王治文さんの渡米禁止に抗議する法輪功学習者たち

 今月9日、危険を冒して父親を迎えに中国に渡った娘・王暁丹さんは、父親と再び生き別れアメリカに戻ってきた。空港で彼女は「税関を通る時、いかなる説明もないまま、税関の職員が父親のパスポートを破りました。問い詰めると、公安部がパスポートの発行を取り消したとの返事でした」と一部始終を語った。

图3:抗议组织者法兰兹先生
抗議活動の責任者のフランツさん

 集会で抗議活動の責任者フランツさんは、次のように述べた。「王治文さんは、法輪功迫害で旅行する権利を奪われた無数の被害者の1人でしかないのです。彼は迫害が始まる1999年7月20日の当日に、逮捕された最初の学習者の1人です。約15年間の刑務所の生活を終えた王さんの容貌を見れば、私たちは彼がどれだけ残酷な迫害を受けてきたかが想像できます。今、彼の健康状態が非常に悪いのです。いますぐにでも治療を受けさせるべきなのに、娘さんがいくら努力しても、中国は王さんの出国を認めません。とても理不尽です! 憤りを感じます! 中国共産党の邪悪さを世界に知らせるべきです。その悪行はすでに世界を脅威に曝(さら)しており、すぐにも解体させるべきです」

图4:了解<span class='voca' kid='62'>真相</span>的民众签字支持法轮功,谴责中共暴行
法輪功の迫害に反対する署名用紙に署名する通行人

 王治文さんは元中国鉄道部のエンジニアであり、迫害前、中国法輪大法研究会のメンバーの1人であった。1999年7月20日、中国共産党の前国家主席・江沢民が法輪功を迫害する命令を下した後、王さんは当日の夜明け前、家で逮捕され、同年の12月に北京市裁判所で秘密裏に16年の実刑判決を言い渡された。残酷な迫害に遭わされても、王さんは法輪功への信仰を堅持し続けている。2014年10月、王さんは釈放されたが、家に軟禁され、毎日24時間監視されている。今年1月、王さんは米国在住の娘に会うため、パスポートを申請した。

 申請が下りたことを受け、王さんの娘・王暁丹さん夫婦は困難を乗り越え、北京で父親と会うことができた。そして、スパイの尾行を追い払い、父親のビザの手続きを無事に終えた。しかし、8月6日に一緒に広東の税関を通る際、王さんはパスポートを税関の職員に破られ、破棄されて出国ができなかった。税関職員の説明によると、公安部が王さんのパスポートを取り消し、その理由は不詳だという。

 王さんは一時消息不明になっていたが、今は家に軟禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/12/332857.html )
 
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