中国・河北省柏郷県裁判所は趙英芬さんに不正裁判を
【明慧日本2016年8月26日】中国・河北省柏郷(はくきょう)県裁判所は、7月25日午前、法輪功学習者・趙英芬さん(40代女性)に対して不正な裁判を行った。
裁判の始め、趙さんはテーブルに置いてある「被告人」という札を、テープルの端っこに置いた。
法廷で、趙さんは「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい! 法輪功は佛を修める大法です。法輪功学習者に迫害を加えると、悪い応報を受けるに違いありません。皆さんは利用されないように注意してください」と堂々とその場にいる裁判官や司法関係者に話した。
趙さんの弁護士は「刑法300条を使って、法輪功学習者に罪を被せるのは不適当です。趙英芬の行為は、犯罪になりません」と弁護した。そこで、その場にいる人々が趙さんに同情した。
法廷にいる公訴人、裁判官の反論はなかった。裁判官は「休廷」と宣言し、判決を出さなかった。
今年1月1日夜中、河北省邢台市柏郷県公安局は消防隊、機動隊を出動させ、趙さんの家のドア、窓を壊して、家に不法に侵入した。警官は趙さんの家にあった法輪功の資料を押収し、趙さんを連行して邢台市第一留置場に送り込んだ。
そして、1月15日、趙さんを逮捕する許可が出された。
3月15日、柏郷県公安局は、趙さんの案件を同県の検察院に移した。
4月の始め、検察院は、趙さんを県裁判所に起訴した。
7月25日、趙さんに対して、不正な裁判が行われた。