独・駐ハンブルク中国領事館前で、王治文さんの渡米禁止に抗議(写真)
【明慧日本2016年8月28日】ドイツのハンブルクの法輪功学習者たちは、今月11日の午前中、中国共産党・駐ハンブルクの領事館の前で、静かに座禅して抗議を行った。法輪功を弾圧する元主席の江沢民や曾慶紅が、法輪功学習者・王治文さんの渡米を許さず、自由に家族と会うことを妨害したことを厳しく非難した。
ドイツ・ハンブルクの法輪功学習者は、中国領事館の前で座禅して抗議し、王治文さんのパスポートをすぐに再発行するよう要求した |
王治文さんは法輪大法研究会の元義務責任者であった。1999年7月20日、中国共産党が法輪功を弾圧し始めた。20日の早朝、王治文さんは自宅で逮捕され、15年間不当に拘禁された。
2014年10月18日、王治文さんは釈放されたが、毎日24時間中国共産党のスパイに監視され、嫌がらせをされた。娘の王暁丹さん夫婦は、困難を乗り越えて、父親と米国で自由に会えるようにするため北京にやってきた。王暁丹さん夫婦はスパイの尾行を追い払い、父親の渡米ビザの手続きを無事に終えた。しかし、広東で税関を通った時、王治文さんのパスポートを税関職員に破られ、出国を禁止された。税関の職員は、公安局がパスポートを取り消したと伝えた。
ハンブルクの法輪功学習者たちは、中国共産党のあくどいやり方に抗議し、厳しく非難した。すぐに王治文さんのパスポートを再発行し、自由に旅行することができるよう要求した。また、ドイツ政府や人権組織に対して、王治文さんが一日も早く米国の家族と会えるよう、助けしてくれるように強く呼びかけた。