【明慧日本2016年9月22日】米・サンフランシスコの法輪功学習者は、9月11日、街で市民に生体臓器狩り反対の署名を求め、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りを制止するように呼びかけ、多くの市民から支持を得た。
「あなたの家族、親友、医者に中国で臓器移植をしないように、是非話てください」と、法輪功学習者の高さんが流暢ではない英語で通行人に話しかけた。通りかかった市民は、「中国で行われている法輪功学習者とその他の良心犯からの生体臓器狩り制止に、助けの手を差し伸べよう」、「米国国会で343号決議案が通過し、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りの犯罪行為を非難する」と掲げられた看板を見た。
ニューヨークから来たベン・シャテルさんは、慎重な面持ちで署名用紙に自分の名前を書き、「中国共産党は生体臓器狩りをして臓器移植の市場でこれを売買しています。これは謀殺(注釈: ぼうさつとは、あらかじめ計画して人を殺すこと)と同じことです」と言った。
今年6月13日、米下院では満場一致で343号決議案が通過し、中国共産党に直ちに法輪功学習者、および、その他の良心犯から強制的に臓器狩りをすることを停止し、すぐさま迫害を停止し、釈放するように要求した。高さんは次のように言った。2011年から米国は非移民ビザDS-160申請書類に「あなたは直接に強制な人体臓器あるいは身体組織の移植を受けたことがありますか」という質問をした。そして「今年、米国会で343号決議案が通過し、これは米国政府は中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りをする犯罪行為を認めないということです」と言った。
南カリフォルニア州から来たロレン・フリチオンさんは、初めて中国共産党による臓器狩りを聞いた。彼女は臓器狩りは許すことのできない誤りだと話した。友達のファナズ・エスラブチさんは、「中国の臓器売買をする闇市場について聞いたことがあります。これは基本的な人類の尊厳と権利を踏みにじり、生命を価格表示して売っているようで、実に大変怖い話です」と言った。2人は学習者が真相を教えてくれたことに感謝した。
視覚芸術家のファラエ・ワガスさんは真相を知ったあと、「生体臓器狩りは大変悲しいことです。科学の発展により生命を救うことはよいのですが、もしそれを利用して金儲けをすれば、最悪です。残念なのは多くの人々がまだこの真相を知らないことです」と言った。また彼は、「この真相についてより詳しく知り、より多くの人々に伝えるように、芸術の形で表現したい」と言った。
今回の臓器狩り反対の署名活動に参加した曹さんは、「私たちはこの活動をずっとやり続け、多くの人々に中国共産党の犯罪行為である生体臓器狩りの真相を知らせ、共にこれを制止します」と訴えた。