中国・南充市の医師の曹菊容さん 不当に連行
【明慧日本2016年9月21日】中国・四川省南充市の警官は、今月1日の朝6時から8時までの間に、多くの法輪功学習者の身柄を拘束した。同市の高坪区だけでも20人以上の学習者が不当に連行され、嫌がらせを受けた。龍門鎮病院の婦人科医の曹菊容さん(50代)はそのうちの1人だった。
曹さんは2004年に食道がんの末期と診断された。治療のため、家族のすべての貯金を使い切り、市川北医科大学に3、4回も重体であるという通知を受けた。医者の最終判断は、曹さんを家に迎えることだった。
甥の曹春強さんは、再び曹さんに法輪功を学ぶようにと勧めた。余命宣告された曹さんはやっと決心し、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と念じ始めた。半信半疑の曹さんは甥に「心を込めて7日間念じてみます。本当に効くなら、私もあなたと一緒に法輪功を学びます」と言った。7日目、曹さんは食欲が出た。曹さんは法輪功を学び始めて間もなく、癌が完治し、家族も喜び、法輪功を学ぶことを応援した。
曹さんは法輪功を学んでガンが治った経験を人々に伝えたとの理由で不当に連行され、留置場に拘禁された。家族は曹さんの安否を心配している。当時、曹さんに法輪功を進めた甥の曹春強さんは、すでに迫害されて他界した。
また、同日、龍門鎮のほかの学習者6人も不当に連行された。情報筋によると、今回の連行の行動は、杭州で開催されるG20と関係があるという。