中国共産党の法輪功学習者に対する迫害の実態
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 【明慧日本2016年9月27日】法輪功学習者の「名誉を汚し、経済的に破綻させ、身体を消滅させる」、これが中国共産党の江沢民一派が法輪功学習者に対する迫害を下した命令である。それでは17年来、中国共産党はどのように具体的に学習者を迫害してきたのだろうか?

一、法輪功学習者の名誉を汚すため

 その一、「細心にデマを作り上げる」は、中国共産党は法輪功を迫害するために様々なデマを流して、極限まで人々に恐怖を抱かせること、極限まで嫌悪させること、極限まで恐れさせることを作り上げた。しかし1億人の学習者が恩恵を受けたことは事実で、国家が法輪功に最高の賞である「学際科学進歩賞」を授与し、李洪志先生個人には「最も歓迎される気功師」という賞を授与した。国家公安局が李先生に感謝状を贈り、中国国内のマスコミは法輪功を好意的に報道した。国家体育総局、国家常務委員会のメンバーらも法輪功に対して肯定的で、これらはすべて隠滅された。

 その二、「マスコミを利用して宣伝する」は、中共が絶対的にコントロールする2千以上の新聞社、1千以上の雑誌社、数百以上のテレビ局、これに加えインタネットを利用しフル回転させて宣伝した。1999年7月以後、中央テレビは1日7時間以上にわたり、事前に作り上げた法輪功を誹謗中傷する番組を放送し続けた。地方テレビ局はこの放送を中継し続けた。中国国内において天地を覆い隠したかのように、法輪功を誹謗中傷する言論を形成していった。

 その三、「全国国民に批判、闘争を展開する」は、中共が統一した按排の下で、上は各級党委員会、政府、軍隊、学校、各企業まで、下は各区、町、村まで批判する大会を開催し、法輪功学習者に対して自己批判させる形で過ちを認めさせ、悔い改めるよう強制した。拒否する者はそれなりの措置をとり、脅迫した。それと同時に司会者は、学習者の身近にいる人を利用して学習者を批判させ、関係者に対して中共の法輪功に対する迫害を支持するようにとの意志を表明させた。

 その四、「恐怖の雰囲気を作り上げる」は、中共は全国で上から下まで系統的に按排した。各地方から北京に入る主要路に、実弾を持つ軍隊や武装警察を配置し、甚だしき至っては機関銃を構え、出動した装甲車は往来して人々を尋問した。これと同時に駅、フェリー乗り場、空港の入り口に法輪功創始者の写真を地面に置き、乗客に踏みつけさせると同時に、罵らせたのちに通行させた。

 その五、「迫害を世界規模に広げる」は、中国のマスコミが放送した法輪功に対する誹謗中傷の内容は、中新社、新華社、海通社などの媒体を使い世界中に配信した。同時に海外の大使館を利用して、海外在住の華人に、法輪功に対して敵対するように煽った。

 その六、「幹部の職務を剥奪する」は、学習者は社会各階層におり、一部の学習者は幹部の地位、また高級官僚もいる。彼らの日ごろの仕事に対する高尚な道徳や、確実に仕事をこなす気質は、上司、同僚、民衆の好評を得た。しかし彼らは学習者であるがために、特に迫害が始まって以降、法輪功を支持し放棄しない者は、その職位を剥奪された。

 その七、「家族や親友に対して連座制をとる」は、中共は法輪功の迫害に対して連座政策をとっており、法輪功を修煉しているということで、その家族は学校へ行けなくなり、幹部になれず、軍隊への入隊ができず、昇進ができず、家族の社会生活並びに経済的にも困窮するなど、多大な影響を受けた。この不公平な待遇は学習者に大きな圧力としてのしかかった。

二、法輪功学習者の経済を破綻させる

 その一、「生活のための外出を制限する」は、地方政府は学習者が上京して陳情するのを恐れ、学習者の身分証明書を強制的に没収した。そのため生活するため仕事を探すことができなくなた。身分証明が没収されていない学習者は、公安局のブラックリストに載せられ、外地への出入りが禁止され、たとえ商売する人が仕入れのため北京や南方への出向くことが禁止された。出れたとしても各地の陸・海・空の交通の要所に配置された公安局に拘束され、居住地に送り帰される。このように学習者の生活は大きな打撃を受けている。

 その二、「公安局は金銭を詐取する」は、警察は学習者を金儲けの手段と考えている。一つは学習者を捕らえることで上層部からの奨励金がもらえ、もう一つは学習者やその家族から金銭を詐取している。警察は往々にして学習者の家族の心理状態を利用して、強制的に連行された家族が酷い迫害をされるのを恐れ、お金を渡せば難から逃れることができると思う心を利用して、罰金や保証金の名目でお金を納めさせている。さらに学習者本人やその家族に現金を要求してゆすり取り、それを山分けして自分のポケットに入れているのである。警察のこれらの行為によって、学習者やその家族が経済上大きな損失を被っている。

 その三、「農民に対して借用した土地を回収する」は、学習者の修煉を阻止するため、地方政府はすでに契約済みの30年間の土地借用許可を無視して、一方的に土地の使用を禁止し、学習者の生活設計とした収入源を取り上げ、なくした。

 その四、「都市に住む法輪功学習者の住居を回収する」は、都市に住む学習者は会社から貸与された住居を撤収され、懲罰を受けている。元空軍大学の于新教授は、法輪功を修煉しているとの理由で不当な刑罰を処せられたのち、奥さんは数十年間住んでいた空軍の宿舎を強制的に追い出された。

 その五、「勤務先の会社を解雇される」は、勤めている学習者は、会社が不当な理由をつけて解雇している。仕事を失った学習者は、収入源もなくなって、生活が困窮している。

 その六、「公務員は公職を解かれ解雇される」は、国家公務員および地方公務員は、公職を解かれ解雇される処罰を受けている。そして中共は彼らの再就職を難しくするため様々な規定を作った。東北地方の2人の警察官が法輪功を修煉しているとの理由で解雇され、今は建設現場で重い石を運んでいる。

 その七、「年金の支給を停止する」は、すでに定年退職した学習者に対して、年金の支給を停止するとの処罰を受けた。そのため子供の援助を受けなければならず、生活が困窮している学習者は年配にも関わらず、アルバイトして生活しなければならない。70歳を過ぎた1人の学習者は、定年するまでは局長の職務にあった。迫害が始めてから年金の支給を停止され、今は街頭で餅を焼き、それを売って生活をしている。

 その八、「会社の運営を妨げる」は、学習者が経営する会社は、不当に口座を凍結され、営業許可書を取り消された。そのため会社が破産した。香港在住の会社経営者の朱柯明さんは、億万長者であった。彼は中国最高検察院に江沢民を告発したことで、その報復として会社を強制的に閉鎖され、財産を没収され、今は友人の手助けをしで生活をしている。

三、法輪功学習者の身体に対する迫害

その一、人身の自由を不当に制限される

 (一)「一時的に人身の自由を制限する」は、学習者は道を歩いていても、電車、船、飛行機に乗っていても、宿泊していても、旅をしていても、いつも公安局に監視され、不当な拘留に直面している。長年来、学習者はこのような方法で不当な迫害を受けている。

 (二)「行政手段を使って、人身の自由を剥奪する」は、学習者の家に法輪功の書籍、資料、創始者の写真、バッジを保有し、または身に携帯している場合、あるいは学習者が集まり交流したり、経文を伝えたり、真相資料を配布したり、三退を勧めることが公安局に知れれば、法的な手続きがなしに拘束され留置所に送られたり、労働教養所に送られる。17年来行政的な拘留を受けた学習者は百万人にも上る。

 (三)「刑事的な手段を用いて人身の自由を剥奪する」は、法輪功学習者はもし真相資料の作成したり、グループ交流したり、テレビの電波ジャックをしたり、または大量な真相資料を配布したり、社会に多大な注目を引き起こしたりすれば、重大な事件と見なされ、刑事的な手段を用いて迫害を加える。そして学習者を強制連行して、起訴し不当な裁判を受けさせ、刑務所に送るのである。

 (四)「不当な拘禁を用いる」は、中国共産党の統治下で各コミュニティや会社において不当にいわゆる洗脳教育が行われている。実はこれは形を変えた一種の拘禁であり、上層部から強制的に人数を指示され、各コミュニティや会社は支持された人数分の学習者を集めて、上層部が指定した場所に送らなければならない。その期間は転向するまで続き、最終的に転向に応じない人は労働教養所に送られる。このような方法で迫害を受けた学習者は無数にいる。

その二、体罰と拷問

 (一)「拷問を用いて自白を強要する」は、必要な情報を入手するために、公安による学習者に対する拷問は日常茶飯事である。スタンガンによる電撃、殴打、天井に吊し上げる、棍棒で殴る、むちで叩く、爪を竹ぐしで刺すなど、百以上の拷問の手段を用いて、自白を強要する。多くの学習者は公安の拷問によって死亡するケースも多々ある。

 (二)「体罰や虐待を用いる」は、体罰の方法は多種多様である。冬は裸足で雪の上に長時間立たせる、大木を数人で担がせ走らせる、排泄物を入れたバケツを頭上に長時間持たせるなど、多種多様である。学習者が受ける虐待は、悲惨で見るに耐えられないほど酷いものである。例えば、学習者を白カビや緑のカビが生える日差しの当たらない独房に閉じ込める。大小便はトイレのない独房でしなければならず、小便を強制的に飲まされる。ハンストして抗議した者に対しては、野蛮な方法で灌食を行い、時には学習者の血液を混ぜたりもする。この虐待で死亡した学習者は多数いる。

 (三)「奴隷的な強制労働」は、学習者を奴隷のように労働させ、一日の仕事時間は15時間以上に上り、爪が剥がれた学習者、両手の感覚が失われた学習者、両肩に障害を負った学習者、甚だしきに至っては過労で死亡した学習者が大勢存在する。

 (四)「拷問」は、労働教養所や刑務所に収容されている学習者が、信仰を堅持するため、様々な拷問を受けさせる。役人は転向率を追い求め、昇進や金儲けの手段と考え、学習者に対してありとあらゆる拷問の手段を加える。拷問の手段は、明慧ネットのまとめで百種類以上に上るという。多くの学習者は、残忍な拷問で尊い生命を失っている。

その三、変態的で人間性のない迫害

 (一)「性的な侵害」は、非人道的な迫害の一つである。中共は学習者に対する性的な侵害が様々あり、その邪悪の程度は言葉では表せないほどである。最も典型的なのは瀋陽市にある馬三家労働教養所で、転向率百パーセントを求め、転向に応じない18人の女性法輪功学習者を裸にして、男性の刑務所に入れ、任意に輪姦させた。そのため十数人が死亡し、数人が精神異常になり悲劇を招いた。

 (二)「毒を注射する」は、中共が学習者を迫害する手段は、ナチスの迫害する手段よりも悪質である。健康な学習者に毒薬を注射し、激痛の中で死亡した学習者、記憶をなくした学習者、精神異常になった学習者が多数いる。すべての学習者の体に異常が見られ、別人のようになる。

 (三)「精神病院での迫害」は、転向に応じない学習者を精神病院に送り迫害を続ける。この人間性のない迫害は、ここを生きて出た人はほとんどいない。出れたとしても受けた精神的な苦痛が言葉では表すことができず、この心理的に負わされた傷害は永遠に残り消えないのである。

その四、生体からの臓器狩りで、臓器を売買する

 中共が絶対的にコントロールしている軍隊や武装警察の病院で、学習者に対してジェノサイドを行い、学習者の臓器売買の供給源とされ、世界の臓器移植者から注文を受けては、高値で臓器を売買して暴利を得ている。

 法輪功学習者の生体から臓器を摘出している実態の国際組織の調査データでは、この臓器売買しているのは、元軍部主席の江沢民が命令を下し、軍部副主席の徐才厚、郭伯雄の二人が実行した。中国陸軍総医院、総参謀総医院、八つの軍区の医院、四つの軍医大学附属病院、および武装警察総隊の病院の多くが、生体臓器狩りに参与している。学習者の生体から臓器を摘出して売買している事実を、最初に国際社会に暴露されのは、遼寧省蘇家屯にある血栓病医院である。

 香港のマスコミの報道によると、2000年から現在まで生体から臓器を摘出されているのは百万人に上り、その被害者のほとんどが法輪功学習者だという。中国共産党のこの行為は、国際社会において「地球上で前代未聞な邪悪である」と称されている。

 この文書で述べた迫害状況は、氷山の一角に過ぎず、実際の迫害はさらなる悲惨なものである。しかし、このような残酷な迫害の中で、法輪功学習者は屈しておらず、依然として法輪大法の理念である「真・善・忍」を信念として堅持し、世界の人々に法輪功の真相を伝え続けているのである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/21/333177.html)
 
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