内モンゴル赤峰市の法輪功学習者5人 不当に連行される
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 明慧日本2016年10月1日】内モンゴル・赤峰市新城区の法輪功学習者・杜再麗さんは今年8月24日、中国共産党による法輪功迫害の真相文章を街で貼っている時、同市松山区興安街道派出所の警官により不当に連行された。

 それから、警官らは杜さんの家の家宅捜索を行い、数万元相当の私物、現金などを没収し、杜さんの家を訪れていた杜さんの姉・杜風珍さん、劉夢春さん、蘇相芹さん、王暁東さんの4人を連行した。

 その後、杜さんの娘が帰宅したが、警官に家宅捜索したことを告げられた。そして、娘は没収したもののリストを渡すように要求したが、拒否された。

 警官は不当に杜さんら5人を連行した後、24時間以内に家族に知らせなかった。その翌日、家族らは派出所などへ行き、5人の行方を聞いたが「知らない」と言われた。その後、家族はいろいろなところを訪ね、5人は赤峰市留置場に拘禁されていることを知った。

 杜さんは法輪功を学んでいるとの理由で2000年末、松山区公安局の警官により連行され、フフホト市女子労働教所に2年間拘禁された。

 同施設の警官は杜さんに、トイレに積んである使い捨ての箸を袋に入れる労働を強要した。その箸は料理店に売ったらしい。

 教養所で杜さんは、食べ物に毒物を混入されたり、「転向」を強要されたり、侮辱されるなどの迫害を受けた。

 迫害を受けてきた杜さんは2014年に癌が見つかった。治療のため、赤峰や北京などの病院を訪ねたが、医者たちに「もう手遅れだ」と言われ、入院さえも受け付けてもらえなかった。その後、杜さんは法輪功を学び続けた結果、奇跡的に癌が消えた。

 かつて、王さんは2回も労働教養所に拘禁され、強制洗脳やスタンガンで電気ショックを加えられるなどの拷問を受けた。2006年、王さんは内モンゴルの五原労働教養所の迫害により、危篤状態に陥って帰宅させられた。

 現在、二十数万人が法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴した。中国大陸以外でも百万人以上が署名して、江沢民の犯罪を摘発し通報したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/9/2/333878.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/9/23/159273.html)
 
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