遼寧省・法輪功学習者 懲役2年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2016年10月22日】中国・遼寧省鉄嶺県(てつりょうけん)の法輪功学習者・李麗珍さんは5月6日に撫順市(ぶじゅんし)在住の妹の自宅で不当に連行された。8月15日に撫順市新撫区(しんぶく)裁判所で不当裁判を受けた。李さんは2年6カ月の懲役を言い渡され、すでに上訴したという。

 李麗珍さん(52歳女性)、鉄嶺県在住。李さんの夫は病気のため、早く世を去り、李さん自身にも持病が多かったが、法輪功を修煉してから完治した。生活のため、李さんは息子を連れて妹の自宅に泊まり、アルバイトで生計を立てていた。

 2014年3月19日李さんは街で市民にネット封鎖を回避するソフトが入っているCDを配ったという理由で、警官に拘束され千金派出所に不当連行された。

 警官は李さんからCDの出所を聞き出すため、李さんの両手を二つの椅子に手錠で固定した上、首に重さ5キロの酒樽を掛けた。李さんは立つこともできずしゃがむこともできないとつらい姿勢を強いられた。警官はさらに、李さんの目、鼻や口にからしを塗り込む等の拷問を加えた。

 2014年3月20日、李さんは南溝留置所に移送された。半月後、警官は3000元の保証金をゆすり取った後、李さんを自宅に戻した。20日後、李さんは派出所に出頭するよう警官に言われたため、やむを得ず家を離れ、放浪生活を余儀なくされた。

 2016年はじめ、李さんは子供に会うため撫順市に戻った。5月6日夜、妹のマンションの下で待ち伏せしていた警官に連行された。李さんは指名手配された逃亡犯と見なされた上、8月に撫順市新撫区(しんぶく)裁判所で不当な裁判を受けた。

 李さんの弁護士は説得力のある弁護をしたが、裁判官は法律を無視し、懲役2年6カ月の判決を下した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/13/336260.html)
 
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