文/中国 の大法弟子
【明慧日本2016年11月27日】農村に住む私は、1997年8月に法輪功を修煉し始めました。慈悲なる師父は私の体を浄化して下さいました。私は数十年もの間、酷い痛みに悩まされた猫背から解放され、再び健康な体を得ることができました。
一家の生計を立てるために、私は忙しく働き続けました。働き盛りのある日、私は田んぼに豚の飼料用の草を刈りに行って、不注意にも転んでしまい背中の骨が2本折れました。直ちに治療しなかったため、私の背中は変形し、腰をぴんと伸ばすことができず、酷い猫背になってしまいました。腰が痛くて背中がラクダのようになっても、私は依然として仕事を休む暇もなく、忙しく動き回っていました。その姿勢は、仕事をするときには腰を曲げたままで、歩くときは木の棒をついて、人と話すときは相手の顔や表情がまったく見えませんでした。
私は他にも多くの病を患い、1日も気楽な日々を過ごしたことがありません。特に1994年6月のある日、私は全身にナイフで刺されたような痛みを感じ、我慢しきれずに病院で検査を受けましたが、病名が特定できないため、治療も受けることができませんでした。その日から、私は日々その痛みに悩まされ続け、食欲がなくなり、よく眠れず、1日が1年のように長く、辛く感じていました。時々、これはたぶん、前世で多くの悪事を働いたゆえの罪滅ぼしではないだろうかと思いました。
生死の狭間でもがく私は、1997年8月に村内で行われた「法輪大法勉強会」に、幸運にも参加することができました。初日、私は杖をついて、腰を曲げたまま勉強会に行きました。師父の説法ビデオを一心不乱に見ている間、いつのまにか体中に感じていた痛みが消えてしまい、その後はとても心地良く、言葉では表現できないほどの、今まで味わったことのない幸せな喜びでした。
勉強会の4日目に、私は杖を捨てて、歩いて勉強会に参加しました。周囲の友達は私の変化を見て一緒に喜び、励ましてくれました。師父は私の天目を開いて下さいました。私は師父の法身が見え、法輪が絶えず私や周囲の友達の体をくるくると回転しているのが見えました。家事をする際も、法輪は体の前後左右、両手や頭のてっぺん辺りで回っているのが見えました。2回ほど、静功を煉っている私のそばに師父の法身が来られて、手で軽やかに猫背の背中を撫でられました。
ある日の午後、家族は私を食事に呼びました。私は家屋の中央の部屋を出て、いくつかの階段を降りて、庭を通ってキッチンに行こうとしました。一段目の階段を降りたとき、突然、背中を人に押されたように感じ、体が3メートル先へ飛んで行き、庭の中に転がり落ちました。地面につく時、私は本能的に体の重心を低く取ろうと、両脚の膝を曲げました。着地してから立ち上がってみると、背が高くなったように感じました。水平に見ていくと、私は自分の家の屋根が見え、壁に掛けられた笠や鎌(かま)が見えました。それで、私は背中が真っ直ぐになっていることに気付きました!
心で本当ですか? とつぶやき、この突然にやってきた現実を信じることができませんでした。私は気を取り戻して、周りを見たり、腰や背中を触ってみると「突起していた部分」が消えて、背中が平らになっていることがわかりました。私は興奮を抑えきれず、涙があふれ出ました。
私は家屋の中央の部屋に走って行き、師父の写真の前で合掌して跪(ひざまず)き、感謝と涙で一言も発することができませんでした。食事をしていた家族はすぐに茶碗を置き、こちらの部屋にやって来て、家族全員揃って師父の写真の前で跪いて、慈悲で偉大な師父に感謝の言葉を捧げました。
その後は歩くときも、仕事をするときも腰を曲げずに、正常な人とまったく同じように作業が出来るようになりました。今の私は病気がまったくなく、体が軽やかで、30~40歳ほど若くなったような気がして、再び畑仕事や家事を担うようになりました。
私はこのすべてを、師父と大法から授かったことだと分かっています。この万古にない機縁を大切にして、堅実に修煉の道を歩み、師父の慈悲深い済度に背かないように、これからもなお一層、努力していきたいと思います! これは、四川省に住む年老いた修煉者である私が、本当に体験した実話です。