蜂蜜缶に溺れた虫
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文/中国大陸青年大法弟子

 【明慧日本2014年2月23日】ある期間、家の蜂蜜缶の周りに数匹の虫がうろうろしていました。私が缶のふたを開けると、虫はパッと缶に飛び込み、最初はただ蜂蜜の味を味わっただけですが、結局、缶の中に落ちて、甘いねばねばとした蜂蜜に飲み込まれてしまいました。虫はあがけばあがくほど、深く陥って最後には蜂蜜に沈み込まれてしまいました。私は驚きましたが、その時は深く悟れませんでした。

 その1カ月後、私は身体の周りに粘っこくて悪い物質が多くあると感じていました。私は、いつも一般人の事に有頂点になり、以前、止めた嗜好が湧き出していました。例えば、食いしん坊、旅行好き、ショッピング、ネットでチャット、撮影など。発正念は一回も時間通りにやっておらず、煉功もほとんどやっていません。いつも法輪功の資料がポケットの中にありますが、友人が真相を聞いても、一言も答えられませんでした。私は、大法を実証する事をよく行っていなくても、慌てておらず、世の中をなめているようでした。周りの友人もひたすら私を褒めてくれ、自分でも今の生活が面白いと思っていました。

 今日『転法輪』(第六講)を学んだ後、私は多くの問題点を見つけました。「褒められることや環境に染められることに直面して、心は動いたか」と自問しました。「今どんな生活を享受していますか? 蜂蜜缶に溺れたこの虫と同じではないですか? 『苦しい環境で常に警戒心を保っていること』を知っているのに、蜂蜜缶に溺れてしまいましたか? 最近、明慧編集部の文章と師父の評論で、何度もこの問題を指摘しましたが、私はなぜ目覚めていないのでしょうか?」

 大法弟子は法の指導を離れ、全て理性の無い状態は危険です。邪悪が虎視眈々と狙っています。蜂蜜缶の周りで飛んでいる虫にならないでください。世間から離れ難いことはないです。自分を修めて、師父を手伝い衆生を救い済度することは私達の使命なのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/2/10/287362.html)
 
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