明慧法会|道に迷った青年が目覚めた
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文/佳木斯市の大法弟子

 【明慧日本2012年12月11日】私は法を正す時期の26歳の大法弟子です。13歳の時、修煉者である母の影響で私も修煉の道に入りました。しかし1999年7月以降、修煉の環境を失い、私は学法煉功を怠っていました。特に、2005年に母が真相を伝えた時に逮捕されてから、私に恐れる心が生じ、修煉を疎かにしました。時が過ぎるのは早く、またたく間に私は26歳になりました。世間の染めものがめの中で心を奪われ、この世に来た使命を忘れ、自分は一体どんな人間であるかも忘れてしまいました。

 2012年6月、私のおばは『二十年説法』を学んだ後に修煉に戻りました。ごく短い1カ月の間に、彼女の修煉状態は飛躍的に向上し、私を驚かせました。長年喫煙していたおばは、意外にも修煉に戻ったその日から、完全にたばこを止めることに成功して、二度と吸っていません。普通、そんなに簡単にタバコが止められるでしょうか? そこから師父の威徳と大法の威力を感じることができます。師父の言葉に、「『佛性がひとたび現われると、十方世界を震わす』という言葉があります。覚者がそのような人を見ればひとしく救いの手を差し伸べ、無条件に助けてあげようとします」(『転法輪』)を思い出しました。真に修煉しようと思えば、着実に修煉すれば、師父は四六時中私たちを助けて下さるのです。

 おばの変化に驚いたのですが、私はそれでも 旧勢力の妨害から修煉に戻ることができず、依然として世間の中で酒食遊楽にふけっていました。おばが再び修煉を始めた2カ月目の出来事に私の心は打たれました。

 その日、私は心性を守ることができず、おばの息子(私の従弟)と激しく口論して、互いに傷つけ合いました。常人から見ても私の態度は間違っていました。その後、おばに謝った時、おばはとても冷静でした。もしおばが修煉をしていなかったら、きっと私が謝る前に彼女は私と従弟の前に飛んできて、怒りが発散するまで私たち2人を厳しく叱ったに違いありません。しかし今回、おばはとても落ち着いた態度で「これは旧勢力があなたたちの間に間隔を作ろうとしているのです。あなたたちは共に精進して一体になってください、決して旧勢力に負けないように」と言いました。私は本当に驚きました。どんな力がおばをここまで変えたのでしょうか? 答えは一つしかありません。つまり大法の力です! 根本的に人を変えられるのは大法しかありません。

 その後おばと話をするとき、私と従弟のけんかについて、おばはずっと大法の法理から意見を述べました。その時、私はおばの同修であり、2人は修煉のことについて互いに交流し互いに切磋琢磨していると、私は強く感じていたのです。そして、自分の体内にあるもう1人の自分(それこそ本当の自分)は焦って私を指さして「見たでしょう、おばさんの変化は大法の威力ですよ。今はあなたが復帰すべき時なのです。時間を大切にして早く精進しないといけません。まだ何をぐずぐずしているのですか」と言いました。その時、私は本当に内心からもう一度修煉をしようと思いました。おばに先ほど見た光景を教えて、「私は修煉をしたいです」と言いました。おばはとても嬉しそうに微笑んでくれました。

 その日から、私はまた修煉の道に戻りました。仕事以外の時間はすべておばや母と一緒に学法をして、私は多くの法理を悟りました。大法の本を読む時に、本の上に画像が現れ、映画のように演じたので、私はいっそう法理を理解しやすくなりました。師父がそのようにさせておられるのだと分かりました。長年経ってもずっと私を諦めておられなかった師父に感謝します!

 修煉に戻る前のある日、熱を出した私は病院に行って注射をしたり、薬を飲んだりしましたが、熱は一向に下がりませんでした。私は横になって意識がぼんやりしているとき、他の空間にいる自分が見えました。私は泥沼に陥って少しずつ下へ沈み、体が泥に圧迫された感じはとてもリアルでした。窒息しそうになった私は必死に救助を求めたのですが、周りに誰もいません。あと少しで私の鼻が泥に入るその時、諦めかけた私は突然とても冷静になり、体を動かしてみたら、なんと両足を組むことができました。私は両手で印を結んで、心の中で「ずっと精進していませんが、私は李洪志師父の弟子なので、死ぬとしても大法弟子の風貌を守るべきだ」と思いました。そして突然、金色の光を放つ円形のカバーが現れて、私を覆うと同時に泥沼をばらばらと爆裂させました。私は全力で岸に上って、ふと見ると、白い袈裟を着た人がゆっくり振り向いて、私に微笑んで頷きました。それは師父でした! その時私は目が覚めて、全身汗をかいていましたが、体はとても軽くなりました。時計を見ると、すでに1時間半が過ぎていました。心の中は師父に対する感謝でいっぱいです。

 私の仕事はサービス業なので毎日様々な人と接触して、心性を鍛える機会も多くあります。修煉を再開してから、以前の自分のやり方に多くの良くない点があると気づきました。例えば、私はよくお客さんに必要のない嘘をつきます。実は嘘をつかなくても私の仕事に何の影響もないのですが、私はまず修煉基準の「真」に達していません。また、顧客に多く消費してもらうために、私は時々巧みに客を勧誘します。それは利益に対する私の執着心を暴露しました。

 ある日、私の店で食事をして満足して帰ったある男性客が、2時間後にほろ酔い状態で戻って、ここで2箱のたばこを紛失したと私に罵声を浴びせました。私はとても冷静で、心性を高める機会がやってきたと認識しました。彼に「先ほどあなたが食事をした場所にたばこはありませんでした」と説明すると、彼はいっそう怒ってもっと騒ぎました。父は彼を止めに入り、酔っ払った彼は父が自分とけんかをしようとしていると思って、父にひどく罵声を浴びせました。私は少しも心が動じず、彼を店の外に連れていき、優しく彼を慰めて、「本当に当店にあなたのたばこはありませんでした」と説明しました。彼に突然、理知が戻って、とても正常になり、真面目に謝ってくれました。その時、自分はこの心性の難関を乗り越えた、と私は分かりました。修煉者が正しく優しく慈悲なる場を持っていれば、すべての問題はすらすら解決できたのです。

 物事に「善」で対応して、トラブルが起きたら「忍」をするようにと師父はずっと私に教えておられます。今、少しだけ法に相応しくない言動があると、私の右まぶたがチクチクと痙攣します。修煉者の基準で自分を律して正せば、右まぶたの痙攣は止まります。師父のご加護にお礼を言いたいです、師父、ありがとうございます! 弟子はきっと自分の使命を辱めないように絶えず精進していきます。

 先日、私はおばや母と交流しました。多く学法して、多く煉功してこそ、はじめてより多くの衆生を救える、と母は私に言い聞かせました。また、大法弟子の天目が見た鳳凰法王の物語りを教えてくれました。世間で修煉していた鳳凰法王は、旧勢力の枠から出ることができず、旧勢力が按排したまま死にました。彼の美しい世界も彼のきらきら光る羽と一緒に萎れていきました。聞き終わった後に、私の額は突然とても膨れる感じがして、目の前に私と同じ容貌の「もう一人の私」が見えました。これもう初めてではないので、「彼」は私の副元神だとすぐ分かりました。とても悲しくて焦り、涙がほろほろと流れる彼を見て、私もとても悲しくて辛かったのです。

 彼は手を伸ばして、私の体からいろいろなものからなった小さいボールを取り出して、泣きながら「もしあなたが修煉していなければ、私を見ることもできないし、私は存在することもないかもしれません。あなたが修煉者の基準に沿ってしっかり精進しなければ、いろいろな執着が詰まったこのボールはどんどん大きくなってあなたの体を占領し、とうとうあなたは鳳凰法王と同じような結末を迎えます。そうなると、あなたも私もいなくなり、あなたの世界も滅びます」と私に話しました。

 話し終わったあと、彼の涙は抑えられないほどずっと流れ、私の心もずっと痛みました。ふだん、暇な時、私の副元神はよく「時間ですよ、早く学法しましょう」と私を促し、私が良くないことをすると彼は私を叱ります。私の修煉を促して助ける彼に、私はとても感謝しています。私は努力して精進し、早く副元神と一緒に元の天国世界へ帰りたいと思います。

 この原稿を書き終わった夜、私は夢を見ました。私と同じ容貌のもう1人の私が病気で死んだ光景でした。翌朝目が覚めた時、全身がとても軽やかになっていました。きっと他の空間に存在する、業力と執着から出来た「偽りの私」が死んだのだと思います。

 修煉体験を書く過程は、自分を高める過程でもあります。私と同じ経験を持つ若い同修たちに、修煉体得を書き出して自分の執着を暴露してくださいと勧めたいです。執着を暴露する過程はそれを解体させる過程でもあるからです。一緒に精進して師父について美しい天国世界に帰りましょう!

 (明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/9/264813.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/11/18/136358.html)
 
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