秘密裏に5年の懲役を受け、郭瑞平さんは上訴
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  【明慧日本2016年12月25日】河南省林州市の農婦の郭瑞平さん(47)は、半年余り不当に拘禁されてから、さらに秘密裏に5年の懲役を言い渡された。家族との面会は一切許されず、半月前の情報によると、郭さんはすでに判決を下されたという。

 4月1日午前、林州市横水鎮派出所の警官らは、郭さんの家に押し入り、郭さんを連行し、家宅捜索し、コンピューター、プリンター、法輪功の書籍、迫害の真相資料などを押収した。その後、警官らはまた郭さんの町にある新しい家に行き、プリンターと法輪功の資料および3千元の現金を押収し、郭さんを安陽留置場に不当に拘禁した。

 郭さんはずっと安陽留置場に拘禁され、現在に至っても、未だに家族に会うことができないでいる。家族は他のルートを通じて、半月前に郭さんが秘密裏に、5年の懲役をすでに言い渡されたことが分かった。現在、郭さんは上訴中である。

 郭さんは子供を生んだ後、頭痛などの多くの病気を罹って、自力で生活できないほどであった。法輪功を学んで1カ月後、すべての病状が改善された。郭さんは法輪功の教えである真・善・忍に従って、良い人になるように自分を律し、元気になっただけではなく、毎日を楽しんで幸せに暮らしていた。

  1999年7.20、江沢民は一億人の法輪功を学んでいる民衆に対して、名誉を中傷し、天地を覆い隠すほどの弾圧を発動した。郭さんは毎日恐怖の中で生活し、虚言に騙され脅迫を受けた夫に罵られ殴られて、離婚を強いられた。2014年、林州市国保大隊と横水鎮派出所の警官らが、家まで連行しに来たので、郭さんは家に戻れなくなり、路上で放浪生活を強いられた。同年の冬、郭さんは派出所へ身分証を更新しに行った時、自分の戸籍が無断に取り消されたことを知った。

 中国最高裁判所は、昨年の5月に「告訴があれば必ず受理し、立案調査しなければならない」との政策を公表した。昨年の6月、郭さんは迫害の首謀者・江沢民の侮辱罪、誹謗罪、国民の信仰の自由を取り上げる剥奪罪、不法に住民の身分証を差し押さえた罪を告訴した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/25/338136.html )
 
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