拘禁された法輪功学習者 寝たきりに近い状態になる
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 【明慧日本2017年2月8日】遼寧省大連市の法輪功学習者・仲淑娟さん(62歳女性)は昨年6月28日、自宅で春海派出所の警官に連行されて留置場に拘禁された。先日、弁護士は仲さんと面会したとき、仲さんが病気が再発し、寝たきりに近い状態になったことを知った。

 大連市甘井子区に在住の仲さんは、昨年3月11日、人々に法輪功が迫害されている真相を話したため、中華路派出所の警官に連行され、派出所の2階に拘禁された。仲さんは自分が犯罪者ではないと思って、派出所から出ようと2階から飛び降りたが、負傷して大連市第三人民病院に搬送された。

 病院のCT検査で第2腰椎破裂骨折、MR検査で第2、4椎圧迫骨折、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、仲さんは15日間入院した。それから退院後は、治療を続けること、骨折が治るまで動かないこと、合併症の予防のため、医者の指示に従ってリハビリすること、病状の変化があればすぐに診察に来ることを医者から言われた。

 仲さんは退院後、法輪功を学び続けたため、徐々に回復し、歩けるようになり、家事もできるようになった。

 しかし、昨年6月28日朝7時過ぎ、仲さんが出かけようと、ドアを開けた途端に、待ち伏せていた警官にいきなり家に侵入された。警官らは入室して、家宅捜索をはじめ、法輪功書籍、法輪功創始者の写真、パソコン、プリンターなどの私物を押収して、仲さん一家の3人とも春海派出所に連行した。

 当日の夜10時、仲さんの夫と病気の娘は解放されたが、監視され続けられた。7月22日、仲さんは逮捕許可を出され、現在も大連市留置場に拘禁されている。

 仲さんの娘・李秀麗さんは専門学校に進学し、成績がグラスで1番の優秀な学生だったが、当局の警官の暴力行為を目の当たりして、恐怖を感じ精神障害になった。母親が拘禁されて、秀麗さんはあまりご飯を食べなくなり、よく1人で外へ出て行き帰って来られなくなり、尿を漏らしたりする症状が現れ、繰り返して自分の名前を呼んだり「ママ、ママ」と叫んでいるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/18/341014.html)
 
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