ハルビンの法輪功学習者 12年の重刑を下される
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 【明慧日本201728日】黒竜江省ハルビン市阿城区の法輪功学習者・革振華さん(61歳男性)は、昨年621日、尚志市亮河鎮で法輪功の横断幕を掛け、法輪功の資料を配布したため、警官に連行され、尚志市留置場に拘禁された。面会を許されなかったため、革さんの状況を知りたくて、妻はいろいろな人に助けを求めて、やっとのこと、夫が懲役12年の実刑判決を言い渡されたことを知った。

 革さんは阿城区低圧電子機器工場の職員だった。工場が倒産後、革さんは数千元しか与えられず、低圧電子機器工場職員たちと同じように档案(国家による国民管理を目的に作成される個人の経歴、思想等の調査資料を収集した秘密文書であるもの)を区の労働局に移されたはずだが、法輪功を信仰しているため、档案を捨てられた。退職の年になって、革さんは養老保険を払おうとしたとき、档案が必要だが、档案がないことがわかった。その後、いろいろな関連部門に足を運び、理由を説明して、やっと加入ができたが、勤続年数が勝手に36年から28年に減らされ、このため年金額が毎月34百元ほど少なくなっている。

 昨年621日朝、革さんはほかの法輪功学習者2人と一緒に、尚志市亮河鎮に行き、横断幕を掛けたり、法輪功の資料を配っていると、中国共産党が法輪功の誹謗中傷を信じた人に通報され、3人ともに警官に連行され、拘禁された。

 革さんの妻は心臓病、重い頸部脊椎症、高血圧症などの病気を患って、普段、革さんに世話をしてもらっているが、子供もいないため、革さんが連行された後、独りぼっちで苦しい生活をしている。革さんは連行された後、年金も止められた。

 妻は革さんが連行された後、尚志市公安局に行き、革さんのことを聞き、夫に着替えを渡そうとしたが、案件の担当者の名前さえ教えてもらえず、着替えを受付に置いて帰るしかできなかった。

その後、妻の知り合いが尚志市610弁公室に電話すると、革さんはすでに尚志市裁判所で懲役12年の重刑を宣告されたとわかった。妻がそれを聞き、かなり大きなショックを受けたという。

革さんは法輪功を学んでいるとの理由で、十数年来、繰り返し連行されたり、拘禁された。2001227日、革さんは洗脳班(思想改造班)に3カ月間入れられた後、直接留置場に送られ、21日間拘禁された。 

2002112日、革さんは法輪功の資料を配ったため、警官に連行され阿城留置場に拘禁された。尋問のとき、警官は革さんに水を飲むことを許さず、猛打した。その後、革さんは2年の労働教養処分を下され、ハルビン市長林子労働教養所に収容された。教養所で、長時間の重労働を強いられ、長時間に小さい椅子に座らされ、真冬に水シャワーをかけられるなどの迫害を加えられた。革さんの全身は疥癬になってしまった。また、ノルマを達成できなかった革さんは、警官に猛打され肋骨を2本折れたが、1日の休みも許されず、重労働を強要し続けられたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/1/19/341061.html)
 
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