【明慧日本2017年3月13日】福建省永安(えいあん)市の法輪功学習者・左秀曇さん、張媛亭さん、範素曇さんの3人は2015年12月28日、現地の610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官により不当に連行され、三明(さんめい)市留置場に拘禁された。
留置場で左さんは、囚人服の着用を拒否したため、着ていたすべての服を脱がされた。
範さんは、昨年4月まで拘禁され、身体の調子が悪くなったため、医療のための仮釈放となった。
張さん、左さんの2人は1年間拘禁された後、懲役4年を宣告され、現在、福州女子刑務所に拘禁されている。
上述の3人が連行された以外にも、永安市では2015年12月~昨年1月までに、複数の学習者が連行されて尋問された後、次々と解放された。
連行された理由は、永安市の学習者が中国最高裁判所と最高検察院に法輪功の資料を郵送したからだという。現地の610弁公室、国保大隊は市内のすべての郵便ポストを監視し、一部の学習者を監視して尾行した後、上述の3人に対して連行を実施した。
同市の許秀祝さんは外で真相を伝えていたため、2015年10月5日に不当に連行され、昨年4月に懲役4年を宣告された。許さんは2009年にも連行され、労働教養1年を強いられたことがある。
左さんと張さんは、永安市鉄路区の幼児園の教師であった。2人は、法輪功の「真・善・忍」の教えを堅持していたため迫害されて仕事を失い、家庭も壊され、さらに何度も連行されて拘禁された。
張さんは1回家宅捜索を受けて、3回拘留され(15日、10日、5日間)、1回は刑事拘禁、1回は(懲役3年6カ月)を宣告され、退職金も奪われた。
左さんは3回家宅捜索を受け、1回(15日間)拘留され、3回判決を下され(懲役3年、6年、3年6カ月)、福建省女子刑務所で酷い迫害を受けている。
左さんの兄・左福生さんも何度も連行されて判決を下された。