法輪功学習者を守る 居民委員会書記
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 【明慧日本2017年2月15日】 私が住む居民委員会の書記は中国共産党に毒害され、法輪功の実態を聞くのを拒み、派出所の警官や街道事務所の担当者と協力し、私たち夫婦を強制連行して迫害したことがある。

 その後、その書記は転勤し、新しい書記が就任した。そこで私は、今度は積極的にその書記に真相を伝え、法輪功に対して罪を犯させてはならないと思った。私はその新書記に会いに行く途中で、ある考えが浮かんだ。それはその人を救うことである。

 その書記に会って私は自己紹介をすると、書記は一瞬驚き、自分から出向いて行っていないのに、そちらが先に来たのかという表情であった。少し雑談した後、本題に入った。「私たちは真・善・忍に基づいて法輪功を修煉し、善い人になろうとしているのに、理不尽な迫害を受けています。夫は放浪生活を強いられ、私は毎日のように尾行されています・・・」と私は言った。そして、私は両手首を差し出し、手錠をかけられた際に肉に食い込んだ痕を見せた。書記は私の不幸に同情はしたが、仕方がないという表情で 「これは上からの指示なので、私たちにも何もできない」と言い、損するのは学習者であって、修煉を止めるようにと言った。

 私は発正念して書記の背後にある邪悪要素を取り除いた。以後、私は絶えず書記に真相を伝え続け、新しい法輪功の資料があれば持って行った。書記は法輪功の実態を徐々に理解するようになり、法輪功に対して良い印象を持ち始めた。その後、書記は自ら資料を求めるようにもなった。

 2008年のオリンピックの期間中、610弁公室、警察、街道事務所の担当者は何度もその書記に、私に修煉しないという 「保証書」を書かせようと彼らを引き連れて私の家に行くように強要した。ある時、彼らが居民委員会事務室に居座り、その書記に案内するよう強要したが、書記は憤慨して彼らを叱責した。「あなたたちは何をしているのですか? 彼女は大人しく家にいるのに、何をしに行くのですか?」。610弁公室の頭目は 「私たちは安心できない、彼女が保証書を書かないから」と言った。書記が 「何を保証するのですか? 私が保証します」と言ったため、彼らは返す言葉がなく帰って行った。

 彼らが帰ったところへ、ちょうど私は居民委員会を訪ねた。書記は 「お姉さん、彼らはまた来ましたよ。私が保証したので、彼らは帰って行きました。安全には気を付けてくださいね」と言った。私は書記の勇気ある行動に感謝した。

 翌日、610弁公室の担当者が書記を連れてまた私の家にやって来て、保証書を書かなければ、連行すると言った。その時、書記はある考えがひらめいて、人を派遣してすでに私の家を監視していると言った。その後、書記から連絡があり、家の周囲に2人の監視人をつけており、これも彼らに対処するためで、何日か後には中止すると説明した。

 長い間、この書記は私たちのこの地域の法輪功学習者を守っている。書記は自分自身の手で素晴らしい未来への道を切り開いたのだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/8/342815.html)
 
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